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ハリルジャパン(133)ワールドカップ奮戦記④   文科系

2017年11月16日 | スポーツ
 今回は、すぐ前のブラジル大会。このチームは大変な好不調の波があった。好調時には、イタリアには勝利寸前と善戦し、オランダとは0対2から追いついて同点、ベルギーには勝利という結果も残している。それが本大会では惨敗。未だに信じられない結果で、その原因さえ、つまりこの好不調の波の原因さえ、未だに論議が分かれる所になっているはずだ。とはいえ、当時書いた物を先ずそのまま載せることにする。

【 ザックジャパン(167) 全体的総括  文科系  2014年06月25日

① 先ずはとにかく、ギリシャにおめでとう!(と言うしかないよね)このギリシャは、強豪に敗戦、次が引き分け、最後は2位チームを引きずり下ろしてのロスタイム勝利だ。とにかくご立派! 最後のゲームで日本がやりたかったことを最下位予想のギリシャが日本が負けた相手に敢行したのだから、褒めるしかないのである。まーヨーロッパでいつも格上、強豪に揉まれていることに一日の長があるのだろう。アジア、アフリカはその点ではどうしても厳しさが続かないから、不利なのだろう。日常の世界順位も上がりにくいのだし。

② さて、返す返すも残念なのが、誰でもが口を酸っぱくして予告した重要な初戦、あの敗戦の痛さ。前半40分過ぎから続けざまにシュートを浴びたあの情けなさ! あれだけ腰が引けてはボールは奪えず、たまに奪えても攻撃にもならず、到底勝てないという見本であった。なんであんなことになったのか、協会に徹底的な聞き取り調査などを要求したい。もちろん今後の為にである。

③ 腰が引けると言えば、これが肝心の今日も出た。敵の2得点目だが、4人も居た味方の誰もが味方ペナルティーエリア外左サイドでの長いドリブルに体をぶつけられずに抜かれてしまった。あのドリブルが始まった直後に、僕は思わず悲鳴を上げていた。シュートまで行くとの予感からだが、ペナルティーエリアの左外サイドからというあそこでドリブルスピードを上げさせてしまってはメッシでなくとも止められない。5人目の内田があわててシュートコースを消しに行った時は微かに当たっただけで、コースはほぼ変わらず。あれには内田が一番驚いたのではないか! どうしてあんなことになったのか。ドリブル体勢に入った時の周囲の味方がもたれ合ったとしか思えない。1対1の覚悟を避けているようにさえ見えた。
 この失点からはもう攻めに行くしかなくなったのだが、後のカウンター2得点は既によくあるオマケみたいなもんだ。2得点目で終わっていたのである。つまり、あんな得点をされては味方への自信喪失、疑心暗鬼のようなショックは計り知れないし、勝つ権利はなくなったと言いたい。
 対するギリシャはどうだ。追いつかれても、ロスタイムで決勝点。『我らの「ドリブル5人抜かれ」にギリシャのロスタイム決勝弾』が、コートジボアール戦に次ぐ情けなさと言える。この二つの情けなさを前にすると、今日のコロンビア戦前半にこのWCで初めて見えた攻める姿勢も影の薄いものになる。

④ 個々の選手を取り上げて何度も言ってきたように、選手の力としては世界20位ほどのチームだと思う。コンパクトプレスが効いて、ショートパス攻撃が好調な時は10位ほどとも。ただいかんせん、強豪とやる機会が少なく、厳しさが不足している。それが特に守備に現れていると思う。脚の速いセンターバックが欲しい。もちろんコンパクトプレス用のCBであるが、敵カウンター選手に追いつくような内田みたいな脚力が欲しい。今回の敗戦もおそらく、CBにコンパクトプレスの自信がないからつい間延びしてボール奪取が上手く行かず、かつ攻めの時の距離も遠くなってパスが繋がらなかったと、そういう側面があると思う。他方世界を見れば、この大会でこんなことが示されたと言える。ボール奪取力とショートカウンターとの組織的個人的両様の飛躍である。下手をすると日本は取り残されるというようなそれだ。

⑤ このことにつきもっと大きい問題があった。そういう弱点がテストマッチでも度々現れていたのだが、それが監督選手が一致して直視し対策することができていたのか。それができていたならば、対コートジボアール決戦で両ウイングに敵サイドバックの上がりを追いかけさせ、陣型を間延びさせるなどということが起こるはずがないではないか。その意味では、ドイツ大会敗戦と同じ事が起こったようにも見ている。この間延びが、ドイツの時は前から問題視されていたが、今回は監督自身がこれを許容していたというような結末。このことには凄く割り切れぬ思いが溜まってしまった。】

 
 今回は、付け足しを少々。
 この温厚な紳士にして、選手初め関係者全てからも慕われたザックは、フィジカルコーチなども加えたチームとして、日本にこういう遺言を残していった。①日本人の世界的長所は、瞬発動作(を繰り返せる)能力と、その敏捷性である。弱点は身体の大きさ、強さ。②バルサ型のパスサッカーはバルサだから出来たのであって、筋力がない日本人にはどうしてもミスが出る。コンパクトな縦に速い組織的サッカーを目差すべきだ。
 期せずしてハリルがこういうサッカーを目差しているというのは、必然なのだと思う。
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