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新聞の片隅に載ったニュースから(4)    大西五郎

2012年04月08日 15時11分14秒 | Weblog
大西さんの原稿を転載します。   らくせき


新党、維新と連携期待(’12.4.5毎日新聞)

     たちあがれ日本平沼代表が橋下氏に期待

「たちあがれ日本の平沼赳夫代表は4日の記者会見で、
大阪維新の会代表の橋下徹大阪市長と
石原慎太郎東京都知事との会談について
『橋下氏との関係は石原氏に任せている。
全体から見ていい流れが出てくればいい』と述べ、
石原氏を党首に想定して準備を進める新党と
維新の会の連携に期待をにじませた。」
(記事は1段10行で、これが全文)

2日の安倍晋三元首相の橋下氏へのエールに続いて、
4日には石原慎太郎東京都知事が大阪まで出かけて
橋本大阪市長とホテルで会談しました。
石原氏はテレビカメラに向かって「密談だ」と言いましたが、
今、石原氏、亀井静香日本新党代表、平沼氏らが
進めようとしているいわゆる
「石原新党」と維新の会との連携を話し合ったものと見られます。
この二人の連携について平沼氏が期待を表明したというのが
このニュースのポイントです

平沼氏は天皇制という言葉は反天皇論者の言葉であるとして
「御皇室」という言葉を口にする皇室崇拝者です。
天皇と中国の習近平副主席の特例会見問題では、
真・保守政策研究会(平沼は同会の最高顧問)や
日本会議国会議員懇談会の会長として「会見を中止すべきだ」と提唱。
また外国人参政権にも強力に反対する
国粋主義的言動で知られています。
石原慎太郎知事も、自民党国会議員時代に、
中川一郎、渡辺美智雄(共に故人)、浜田幸一、玉置和郎氏らと
青嵐会を組織して、田中角栄首相(当時)の日中国交樹立交渉に
反対した反共主義者です。

こうした保守的、国粋主義的思想の右派の政治家たちが
橋下維新の会代表なら自分たちの考えに近いとして
連携を深めようとしています。
“贔屓の引き倒し”という言葉もありますが、
右派政治家の言動で橋下氏の本質がいよいよ明らかになってきました。

                              大西 五郎
コメント (3)
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