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本日のギターレッスンで  文科系

2008年02月15日 16時43分37秒 | 文化一般、書評・マスコミ評など
本日のギターレッスンで、良いことがあった。とても難しいエチュードを1発で上がったのである。
2週に1回通うから、2週間の努力が報われた。もう一つのタレガ作曲「アラビヤ奇想曲」というのは、まだまだだったが、こっちは難しすぎてそう簡単にはいかない。
先生にこう言われた。
「このエチュード(ソルという人の「エチュードOp31 No.20」という)難しいんですよ。よっぽど練習したんでしょうね。文句なしです」
誕生日が来れば67歳。このごろ老いをことのほか感じ始めた。だからさらにまた、意地になるようにして練習した。その成果が先生に通じたというのが、僕の内実だったのである。だから、一際の喜びなのだ。もちろん、気に入った曲だから、こんなエネルギーが出せるのだ。ちなみに、だから、新しい曲を選ぶときも、先生は僕の希望だけで選んでくれている。

僕のギターは、62歳に初めて先生についたものだ。それだけに、若いときに習った人と比べて、苦労が多い。ギターコードの知識がないから、譜面を観てさっと弾くことは出来ない。苦労して暗譜していく。記憶力が悪い僕だが、「暗譜の技術」だけはこの5年ほど人一倍養ったつもりだ。それが最近あやふやになってきた。習い始めた4年前に比べて、2~3倍ほどの記憶努力が必要で、またその定着にも苦労が多くなった。人に話せば多分だれにも驚かれるような馬鹿馬鹿しいほどの努力を重ねている。曲が完成したときの喜びに導かれてのことなのだ。

この曲が完成にさしかかったのは5日ほど前からだった。この、曲が完成するときとは、本当に嬉しいものなのである。作曲者がその曲に込めた「快さ」が分かり始め、それに浸りつつ弾ける。暗譜しているから、部分部分であれこれと和音装飾など弾き方を変えてみる余裕も生まれる。そのあれこれの中から、最も自分の感覚にさらにぴったり来るやりかたも徐々に姿を現してくる。まー自作自演プラス「自鑑賞」のようなもので、その中から「快」が醸し出され、それによってさらに自作自演の程度をあげていくということだから、まー「良循環」の最たる物と言える。

これは、確かに中毒である。ただし、いつまで続けられるかな。それが今の最大の不安だ。



コメント (2)
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