ネコのヒトビト

ネコにまつわるヒトビトについてのお話等

自転車歩行者専用道路

2017-09-11 21:40:02 | 思ったこと
先日 自転車に轢かれた。
大したことはなかったのだ

背後からチリンと鳴らされたので
親切に避けようとしたら

避けた方に自転車がやってきたので
アキレス腱のあたりに自転車のタイヤが当たった

自転車の女性は謝りもせずに通り過ぎていった
それだけ大した衝突ではなかったのだが

しばらく歩いているうちに

むくむくとだんだん怒りがこみ上げてきた

家に帰ってこういうことがあったと家族に言うと
そう言う時に避けたお前が悪いとたしなめられた。

要はどちらからどのようにすり抜けるつもりなのか
背後から音を鳴らされてもわからないし
振り返って避ける方向を判断するほどの間が無い時は避けてかえってぶつかった方が歩行者側の不利になるという論理だ。

自転車側の運転者が転倒したり、
損害を被った時に賠償責任が歩行者側に問われる場合もありうるからという事らしい。

歩行者側に故意に進路妨害したつもりはなくとも自転車が転倒したら大きな怪我や後遺症に繋がる場合もある。だから、いつそうした重大な事案に加害者として関わるかもしれない。歩行者側も自転車と同じ道を歩く上で最低限の法律を知らなければ身を守れないということなのだ。

近所に自転車歩行者専用道路という標識があり
ところどころ、ここから先は自転車を降りてくださいという注意書きがあっても無視され続けている。

見通しのきかない高架下などをフルスピードで駆け抜けていく自転車を見るたびに向こう側に人がいたら、怪我をさせたら、という想像力は働かないのかと思う。

高齢者に限らず耳が聞こえなくて自転車の音に気づけない人が歩いている可能性もある。身のこなしもゆっくりなので自転車側の人が思ったより避け方が遅いなんてこともあるだろう。

だいたい、
歩行者を避けさせる目的で警笛を鳴らすのは法律違反なのだそうです。
要するに背後からチリンとなった時点で退けという意図で鳴らしたとすれば法律違反なんですと。
だから、もし チリンとならされて避けきれず自転車に当たった場合は、自転車側が悪いのは明白で
なんで進路妨害したんだ。なんていうイチャモンをつけるようなら
自転車の道路交通法というページ
ベルの使用の制限の項を参考に反論できるという事らしい。

先日、この道路を歩いていて3歳?よちよち歩きの子供を連れて、キャスターを引いて
なおかつ背中に巨大な荷物を背負って歩くお母さんがいて子供が小さすぎて手を引く事もままならず時々子供がよろめいたり尻餅ついたりしている脇を自転車が次々にすりぬけていくのでヒヤヒヤした。

怪我をすると治るまで時間がかかるし 場合によっては一生背負わなければならない後遺症や賠償問題に繋がるのだから
自転車歩行者専用道路を設けるのは結構だが
もう少し自転車側にも歩行者側にも法律を徹底するべきなのでは無いかと思った。