なんて素敵な九条ネギ

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家康の祟り

2017-07-26 15:02:25 | 日記

戦国武将には、正室の他に何人もの側室がいるのが当たり前ですね

徳川幕府を開いた家康にもやはり複数の側室がいました。

長寿を誇った家康ですが、70歳を過ぎても常に若い側室をそばに呼んで寝ていたといいます。

そんな側室たちの中でも一番のお気に入りは、家康よりもなんと56歳も年下のお六という美しい少女だったそうです。

お六が13歳の時に家康と出会ったとされていますが、孫以上に年の離れた彼女を溺愛し、大坂冬の陣にも連れて行ったほど

そんな家康も、1616年に亡くなってしまいます。

家康の死後、すべての側室が頭を丸め尼になりましたが、それは当時としてはごく当たり前のことでした。

しかし、お六だけは尼にならず、足利家に嫁入りします。

ところが、お六は足利家も飛び出し、自由な暮らしをするようになりました。

家康の死から数年後、お六は日光東照宮に参詣し、家康の位牌の前で焼香をしました。

すると、仏前にあった香炉がはじけ、その破片がお六の額にあたってしまいます。

その傷がもとで、彼女は亡くなってしまいます。

人々は、「家康の祟り」「東照大権現(家康)の嫉妬」といってウワサをしあったといいます。

出家せずに再婚したことに嫉妬したんだとしたら、家康はよほどお六を愛していたんですね

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