我耳爽風

見て聞いて感じたことを素直に伝えたい・・・

加藤茶の生還

2006年12月26日 | いのち
「カトチャン」こと、ドリフターズの加藤茶氏は、
「大動脈解離」という大病を乗り越え奇跡的に生還した。

担当医、執刀医を伴った記者会見では
「多くの人に支えられ、生かされている自分を感じた」と語り、
治ったらまた『加藤茶』として死ぬまで『バカ』をする」とも語った。

ここで言う『バカ』は
『仕事(芸)としての』と解釈したい。
間違いなく古いタイプの芸人だから。
遊びは芸の「肥やし」と豪語し
「飲む・打つ・買う」の遊興三昧。
「全力」で遊び
「全力」で仕事する。

「全力」だから芸に勢いが生まれ、ウケル。
やんちゃも「全力」だから、勘弁して貰えず
時々警察のお世話になる。(笑)

ちょいワルなんかじゃない。
「ちょい」の取れた「ワルオヤジ」だ。

それでも多くの人に愛されてきたのは
悪癖を上回る大きな『芸の輝き』があったからだ。
故人では石原裕次郎や勝新太郎もそうだろう。

結局、人の心を強く惹きつけるものは
当たり前の常識(日常)の中からは
生まれてこないのだと思う。
だからといって、アーティスト(芸人・芸術家等)なら
何でも許されるというわけではないが。

彼らのように「やんちゃ」をする人は
この先どんどん減っていくだろう。

そしてやんちゃオヤジ自身も病に倒れ
かの国へ次々と旅立ってしまう。
事実、きのうは米国のワルオヤジ、
ジェームス・ブラウンの訃報。

新しいことを必死に生み出そうとする者には
とりわけ過度の緊張・・が常に付きまとう。
ストレスから逃がれるための酒、タバコ、ドラッグ・・
でも、それらが安らぎを与えてくれるのは一瞬の事。
後は、かけた時間と摂取した量に応じて
確実に自分の体を蝕んでいく。

中には天才と言われながら
芸の道半ばにしてこの世を去った人もいる。
もったいない話だ。

話を最初に戻す。
カトチャンにはもう一花咲かせる運があったのだ。
タケチャン(北野武)がバイク事故から生還後、
映画監督として成功したように。

がんばれカトチャン!
あの世で『全員集合』はまだまだ早いよ。



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バイク事故 ジェームス・ブラウン 大動脈解離 ドリフターズ
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