黒猫 とのべい の冒険

身近な出来事や感じたことを登載してみました。

あれから一月過ぎて

2013年09月26日 14時21分12秒 | ファンタジー

 突然の腰と首の痛みに襲われて、一月過ぎた。先週、整形外科でMRI検査を受けた結果、年齢の割に骨格がしっかりしていて腰椎に潰れや狭窄はないし、首も大したことはない、と病院へ通う必要なしのお墨付きをいただいた。
「なんであんなに痛みがひどかったんでしょうかね?」と私。
「若い者だって無理すれば体が痛くなるんだよ、その歳ならしょうがないってこと」と取りつく島もない。
 しかし、医者の言葉は現金より価値があるものなのだ。それっきり、あれはなんだったんだというくらい、痛みが退いてしまった。先月のブログに苦し紛れに書いた、「この痛みによって本来の私があぶり出され、次の段階へ変化することにつながる」なんてことは一切起こらず、以前の日常生活に戻った。
 ところで、「ヒツジたちのお話」はなかなかはかどらない。日常がわやわやと忙しすぎて時間がないだけでなく、書くほどに論理の深みにはまり、ようやく抜け出したと思ったら、周囲の景色がすでに変化していて、もう一度話の筋を組み立て直す事態に陥る。そのうち根気薄弱な作者が、物語を書き進める作業をボイコットしてしまうと、登場動物たちは、作者に何の断りもなく、水を得た魚、というより、アルコールが回った中年男のように、勝手におしゃべりしたり行動を開始したりする。物語とは放っておいても自ら進展していくものなのだ、とこのごろ感じるようになった。(2013.9.26)
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若き日のロッドスチュアート

2013年09月03日 09時23分32秒 | ファンタジー

 この一月ほど、車に乗っているときはずっと、ロッドスチュアートの同じCDを繰り返し聴いている。なぜか飽きない。
 アルバム名《1978 Blondes Have More Fun》
「男はみんなブロンドが好きなのさ」という、彼が三十代前半のころのアルバムだ。年齢の割に軽薄な題名がついている。
 実は、三十年も前から、家に住みついているそのCDのことを、私はずっと知っていた。しかし、一度も聴いたことはなかった。どうして買ったのか、その記憶もない。そのころ、彼の「マギーメイ」が日本で大ヒットしていたからなのだろうか。
 彼にはいい印象がない。盗作疑惑があったり、女を取っかえ引っかえしたり、という噂が先行していた。噂はともかく、私は特別、彼の曲が好みではなかった。
 ここしばらく、CDなど買わなくなったので、家にあるものはたいがい聞き飽きたか、レコードなどはすり切れてしまった。今どきのインターネットでダウンロードできる何とかポッドとかの電子機器も持っていないから、CD置き場をごそごそ探っていて、そのCDを見つけ出したというわけ。
 一曲目が盗作疑惑のあったディスコサウンド。ビージーズにディスコのイメージはピンとこないが、ロッドにはディスコダンスがぴったり似合っている。CD全体としては、軽い聞きやすさに流れていないわけではないが、彼のダイナミックというか、無神経でいい加減なボーカルはなかなか楽しくていい感じだ。
 アルバムの最後に収録された「うちひしがれて(邦題)」という曲。陽気なサウンドから一転して、切なく歌い上げる終わり方も面白かった。最近、彼の自作の曲を収録したアルバムが出ているとのことなので、そのうち気が向いたら聴いてみようと思う。(2013.9.2)

〈追伸〉
 昨日の記事を掲載してから、ふとCDが一九七八年当時、あっただろうかと調べたら、ソニーとフィリップスが共同で開発したCDが店頭に並んだのは、一九八五、六年以降だと判明。とすれば、私がそのCDを手にしたのは早くて九〇年前後なのだろう。(9.3)
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