2月25日

2017-02-25 | Weblog

何故、毎年ノーベル賞が期待されるのか?それが知りたくて、村上春樹を読み出しました。過去にも「海辺のカフカ」など読んだことがありますが、あまりピンとこなかったのです。

先日は、代表作のように言われる「ノルウェーの森」を読みました。60~70年代の若者の恋愛小説のように思いましたが、やっぱりピンときませんでした。その年代の自分が考えていたこととはかけ離れていたからです。その頃には、もっと社会のこと、政治のことなどに思いを巡らしていたように思います。そして如何に生きるべきかと…。小説の中の人物たちも、生き方を模索していたのでしょうが、生きる環境が違いすぎたという事でしょうか?ただ、読後に後を引く感覚が残ります。

今は、エッセイのような「カンガルー日和」、次は「中国行きのスロー・ボート」を図書館から借りています。彼の初期の作品でしょうか?社会描写には懐かしさが有りますが、この人は何を言いたいの?何を目指してるの?と思ってしまいます。後は、自分で考えなさいと言うことなんでしょうか。

でも、村上春樹と言う作家は、筆の運びは軽妙で、言葉が溢れてくるんだなーとも感じさせられますが…。


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