2017.5.18

2017-05-18 | Weblog

庭の薔薇たちは、正に今が「わが世の春」です。写真を載せられないのが残念ですが、想像すること、リアルに見えないものを思いやる心の動きも大切だと…。

ポーランドへの旅の主目的は、何と言っても「アウシュビッツ・ビルケナウ」訪問でした。映画「シンドラーのリスト」の舞台であり、人類の負の世界遺産になっている場所です。「アンネの日記」や映画からの知識で、多くのユダヤ人がガス室に送られたという程度の認識でした。

ここは、元々ポーランド人の政治犯を収容する施設として、第二次世界大戦中にナチス・ドイツによって造られたものでした。最終的には、ユダヤ人殲滅の場所となったのです。ゲートには「働けば自由になる」の意味の言葉がありますが、同じ作りの煉瓦の棟が立ち並び、周囲は二重の有刺鉄線がめぐらされ見張り台もありました。ここでの日常は、人間としての尊厳のない暮らしと死。

更に、近郊のビルケナウ強制収容所は、隙間風も入ってくるバラック建てが300棟以上もあったと言います。ボーランドは5月でも、まだダウンコートを着ている気候です。多くのバラック建物は、ドイツ軍が撤退する時に証拠隠滅のために破壊されていました。

この旅で知ったことは、ポーランド人の強さと忍耐です。ユダヤ人以上に多くのポーランド人が犠牲になっているという事実、自国が消えるという歴史を持ち上げながら自国を取り戻している事実。この強制収容所に、多くの若者たちが集い学んでいること。

日本の若者も、そして政治家は全員、「アウシュビッツ・ビルケナウ強制収容所」を訪ねるといい。見えないもの、知らない過去に思いを巡らし、希望のある未来を創造したい。

 

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