ガリレオとローマ教皇庁 (2015-06-13)

2017-05-26 10:45:31 | Weblog

 地動説のガリレオが、教皇庁から宗教裁判にかけられたのは、よくしられており、科学の発達したいまではお笑い種にされてしまいます。しかし、現実の生活は、「科学的」な現代にあっても、五十歩百歩ではないでしょうか。政治の世界の、右かぶれ左かぶれ。スポーツ界の教育指導かわいがりという名の暴力。みなひとつのドグマや教義教条にしばられての動きであることを証しています。そこから抜け出た人は、寧ろごくごく少数者ではありませんか。長いものに捲かれるのは、止むをえないといえましょう。

 ガリレオになれといわれても、凡百の人間にできることではありません。彼はいわば群鶏の一鶴であって、所詮わたしたちは群鶏の域をでないといえましょう。それだけに、一つの医療で複数の病を治す、「一医当千」医療をかいはつされた御方を、斯界のガリレオと評価しても、けっして過褒ではないはずです。

 リウマチ学会の会員です幹部です、免疫療法の権威ですと胸をはるなら、リウマチをなおせなければならないでしょう。なぜなら、麗々しくそんな虚章を公にしなくとも、現に、市井のかたすみには、リウマチを治している医療のガリレオがいるのですから。糖尿うつ痛風がん歯槽膿漏etc.についても、同論。長いものに捲かれる被療者を、くいものにしているという自覚はないのでしょうか。

 ローマ教皇庁は、つい先日まで、天動説を捨てませんでした。マルキシズムが捨てきられずに、一部にいまなお蟠踞しているのとおなじですね。外科系医療の筆頭iPsを活用した治療に、こんごの医療界の命運がかかっている、この現状こそ、これまで産官学というローマ教皇庁が主導してきたお薬中心主義医療の終焉をものがたっています。
 ただ、山中先生には、iPsではないが、一医当千医療という医療界のガリレオとその系譜につらなる医聖がおられることを、忘れないでいただきたく切望してやみません。

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