サイパンでのサイバン (2008-09-27 )

2017-05-14 14:27:10 | Weblog

 2月にサイパンで逮捕された三浦和義容疑者の本土移送につき、ロス郡地裁は、殺人罪無罪とした日本側裁判を尊重し、いわゆる一事不再理を遵守した、由。しかし、「共謀罪」については、この"法の基本原理"外としました。なぜなら、日本には同罪がなく、「再理」には当らないというのが、そのりゆうです。

 共謀共同正犯はあっても、それは学説としてあるのであって、刑法に明文化されてはいません。なるほど、共謀共同正犯は判例法化しているので、実質的には法規範として機能しているのは確かでしょう。しかし、上記法廷は、日本の立法化過程で「共謀罪」を否定した事実を重視し、「共謀罪」なしと看做したようです。

 麻生新首相は、国会から指名されました。もし、最高裁から指名され、「そんなバカな!」と争いになっても、裁判所が「最高裁の指名は有効」としたらどうでしょう。法理上、これと瓜二つの裁判例があります。日米の裁判は、あまりにも対照的で、きょうみをそそられました。

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