学問研究のありよう (2014-04-16)

2017-05-16 12:57:30 | Weblog

小保方問題での私見は、ごく少数派で、「小保方をガリレイ視するはわれ一人」などと独り言ちしていましたが、昨日(H26、4、15)の夕刊紙で、武田邦彦・高橋洋一両教授が、同様のみかたをなされていることをしり、意をつよくした次第です。

 実験ノートの分量や記述の仕方などにまで難癖をつける、上司との不適切な関係を匂わせる。そのよな冤罪づくりは、ジャーナリズムの常套手段としても、それこそ不適切で的外れな小保方批判の横行は、科学の進歩に大きな足枷となりかねません。わけても自然科学の領域に無知な人間が容喙するには、そうとうな勉強と覚悟をもって臨むべきではないでしょうか。また同一世界に棲む研究者にかたらせる場合にも、そこに妬心がないか、みきわめるべきです。

 論文の被引用数のトップは東大で、理研は5番目とか。ここからしても、理研の各研究者に研究の自由が必須であることは、自明ではありませんか。それを、理研理事者は、ほとんど一方的に、彼女の研究を否定してしまいました。
 まもなく国会に上程される、「教授会の権限を学長へ」とする学校教育法の改正案は、紛うかたなき改悪です。ノーベル賞受賞学者が東大の学長になった場面を想定してみてください。小保方"事件"で、理研がした憲法23条違反という、憲法史にのこる重大なミスを、東大では再演しないという保証がありますか。

 学問研究の自由は、教授会等学問研究者の集団が衆議によって維持すべきものです。学長等の一部のものが人事をろう断すれば学問研究の自由は雲散霧消してしまいましょう。小保方さんをガリレイ化してはなりません。理研の対処方を他山の石として、学問研究のありようを、一人一人が拳々服膺すべきものと愚考します。

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