"情熱”野球大陸

中学硬式野球「柏崎リトルシニアリーグ」30番のブログです!

第14期生卒団式

2015年11月28日 | 中学硬式野球
先週21日に第14期生の卒団式が行われた。
3年間で体つき、顔がこんなに成長するのかと毎年驚く!
でも一番は心の成長ではないかと思う。

今年の3年生はどんな学年かというと「不思議な代」。
もの凄い劇的な勝ち方をしたと思うと簡単にころっと負ける。
強い勝ったのか弱かったのか不思議だった。
でも春季信越大会でのサヨナラ勝ち、延長勝ちは3年生の底力を見た。
冬の練習の成果が出た大会だったと思った。
昨年の新人大会で新発田シニアに負けた悔しさを持ち続けて取り組んだことが全国につながったと思う。
あとこの代はケガ人が多かった。
新チームスタートの時から気をつかっていた。
不運にもプレー中に骨折して試合に出れない選手もいた。
ケガをしたくてする選手はいない。
一生懸命プレーしてのことだから誰も責めることはできない。
しかしケガしても腐らず練習も休まずチームのためにできることを頑張っていた姿には頭が下がる。
13名の卒団生が来春から高校球児となり活躍することを祈る。

卒団生だけでなく保護者も共に戦ってきた。
お父さん方は環境整備、審判など、お母さん方はアナウンス、賄いなど本当にチームのためにご協力いただいた。
何と言ってもスタンドでの応援は凄かった。
一体感のある応援は最高だった。
選手達に前に向かう勇気を与えてくれた。
選手達は幸せ者だ。

この代には辛いこともあった。
2年の時夏季大会前に亡くなられた保護者がいて悲しみに暮れた。
ご自身も大学までバスケをしていて子供には大学まで野球を続けて欲しいんだということを言っていた。
人脈は財産であるということを子供に伝えたかったのだろう。
きっと天国から息子さんのことを見守っているはずだ。

3年生はこれからの進路に向けて勉強に励んでいる。
あとこの数カ月の過ごし方を大切にして欲しい。
今は何を優先すべき時か考え行動すること。
気を抜くと心配な者もいる。
しっかりと残りの中学生生活を送って欲しい。
それでは。

明治神宮大会大学の部

2015年11月27日 | 大学野球
高松商業優勝のあと大学の部準決勝2試合を観てきた。
早稲田VS上武は投手戦となった。
初回タイムリーで早稲田1点制、その後ホームランで2-0とし早稲田リード。
しかしその直後上武にホームランが出て2-1。
早稲田は1年生Pのセンバツ甲子園優勝投手小島投手が好投。
上武も1年生バッテリーで要所を締める。
尻あがりに調子が上がってきた小島投手が完投で決勝進出を決めた。

第二試合は母校亜細亜VS東海。
この試合も投手戦となった。
均衡を破ったのは東海。
二死走者なしから7番ヒット。
そして8番がカウントを取りに来たストレートをホームランで2-0。
東海は巨人から指名を受けた中川投手が好投。
ここから亜細亜が粘りを見せる。
6回にタイムリーで1点を返し1点差とする。
東海も負けていない。この日当たっている下位打線で1点を取りまた2点差。
7回裏亜細亜は代打が初球をライトスタンドにホームランで2-3。
勝負が決まったのは8回。
走者一人を置いて亜細亜は代打水本選手。大阪桐蔭春夏連覇の主将だ。
なんと逆転ツーランホームランが飛び出し4-3で亜細亜が決勝に駒を進めた。
観てて本当に目の離せない凄い試合だった。

翌日の決勝は早稲田VS亜細亜。全国の舞台では3度目の対戦ではないだろうか。
ソフトバンクに復帰した和田投手が早稲田のエースだった時は亜細亜が優勝。
3年前は早稲田は日大三高時甲子園優勝P吉永投手、亜細亜も甲子園優勝Pソフトバンクの東浜投手の投げ合い。
この試合は早稲田が優勝。
今回の決勝戦も凄い試合になった。
我が母校である亜細亜、長男がお世話になっている早稲田。
何とも複雑な心境で試合を観戦。
まず早稲田がソロホームランで1点先制。
その後亜細亜が1死三塁からスクイズを仕掛けてきた。
高目に浮いた球を空振り。捕手がボールを弾く間に三塁ランナーがホームインで同点。
そして1-1のまま延長14回までいった。
2死一塁の場面で長男がマウンドに上がった。
結果は暴投2つで勝ち越しを許し1-2で亜細亜が優勝を飾った。
長男には今回の悔しさを真正面から受け止め頑張れしかない。

学生野球今年最後の明治神宮大会4試合は素晴らしい試合をみせてもらった。
これをまた選手に伝えていきたい。
今年も残り1カ月となった。
11/23長岡東シニアとOP戦を行い今年の試合は終了。
しっかり鍛えて来春を迎えたい。
それでは。

明治神宮野球大会 高松商業優勝

2015年11月24日 | 高校野球
仕事が忙しくて久々の更新です。
先週17日、18日は振替休日をいただき明治神宮野球大会の観戦に行って来た。
高校の部決勝に大学同期が部長を務める高松商業が決勝に進出。
前日は優勝候補大阪桐蔭を破った。
神宮球場には大学時代の先輩と同級生がいたので一緒に観戦。
敦賀気比に7回まで0-3で負けていた。
来年のドラフト候補のPは完封ペース。
しかし8回内野安打、四球、バンド安打の無死満塁となり突如崩れた。
スタミナ不足なのかその回一気に5失点。
完全に流れが高松商業に傾いた。
16年ぶりの公立高校優勝まであと1イニング。
9回も勢いが止まらない。
さらに3点を追加して8-3となる。
終盤から体調不良だったエースが登板。
最初は変化球主体だったがリードしてからストレートでグイグイ押した。
球速表示は130キロ前後だが見た目はもっと速く感じた。
最後は内野ゴロでゲームセット。
公立高校の優勝で場内は大きな拍手に包まれた。
同級生の全国制覇は素直に嬉しい。
大学時代はバッピに明け暮れる日々で一度も神宮のマウンドに立てなかった男だ。
しかし指導者として神宮で日本一である。
昔を知っているだけに本当に嬉しい。羨ましい。
試合後はしっかり部長の仕事をしていた。
選手を宿舎まで連れて行ってから神宮に来てくれた。携帯電話が鳴りっぱなしである。
学校、TV局、新聞社などからだ。
宿舎に着いたら品川プリンスホテルの従業員50名が出迎えてくれたと聞いた。
翌日新幹線で高松に帰ったが地元は大フィーバーだったに違いない。
春のセンバツ甲子園でも頑張って欲しい。

続く大学の部準決勝2試合も観戦したがそれは後日。
2試合とも凄い試合だった。
それでは。

明治神宮大会

2015年11月13日 | 大学野球
明治神宮大会が今日から始まる。
高校の部では大学の同級生が部長を務める高松商業が四国代表として出場する。
高松商業と言えば香川県の古豪。
昔は甲子園常連校だったがこの数十年甲子園から遠ざかっていた。
しかし見事古豪復活で来春の甲子園が確実となった。
30年前私が高校球児時代に四国遠征で高松商業と練習試合をした。
元巨人の大森選手がいて詰まりながらもライナーでエンタイトルツーベースを打たれた記憶がある。
その遠征で坂出商業と対戦した時に部長を務める同級生と投げ合った。
そして大学4年間同じ釜の飯を食べた。
高松商業は関東一高と札幌第一の勝者と対戦する。
なんとか準決勝、決勝まで勝ち進んで欲しい。

大学の部では長男も出場する。
長男の高校時代の同級生波多野投手(東北福祉大学)も出場。
今日立命館大学との初戦。
巨人ドラフト1位の桜井投手を打ち崩して初戦突破して欲しい。
我が母校亜細亜大学はその勝者と対戦する。
春優勝を逃したがこの秋戦国東都の混戦を制して優勝。
大学の部は全日本大学野球選手権と違いチーム数が少ない。
あと秋の神宮の夜はとても寒い。
大学の部は第3、第4試合だから観る方も防寒対策が必要だ。

この明治神宮大会で今年の学生野球は終わりシーズンオフとなる。
そして長い冬が始まる。
それでは。

長野ライオンズ杯&早慶戦

2015年11月03日 | 中学硬式野球
10/31は長野ライオンズ杯に出場。
私は早慶戦観戦のため指揮はコーチにお願いして神宮へ行ってきた。
初戦飯山シニア戦は14-0で大勝。
2回戦長野北シニア戦は4-6で敗れた。
エースに次ぐピッチャーの育成がこの冬の大きな課題となった。
打線はこの冬徹底的に振り込む。
そして振り込む力をつけるための強い体を作る。
足が遅い選手が多いのでコンマ数秒でもいいので足が速くなれば武器となる。
グラウンドが使えるのは1カ月を切った。
雪が降るまでグラウンドで白球を必死に追う。

早慶戦は明治大学の敗戦により優勝がかかる大一番となった。
明治が法政戦で勝ち点をあげれば優勝だったが第3戦で敗戦。
自力優勝がかかった試合で重圧に負けてしまったのか延長で負けた。
早慶には思わぬ形で自力優勝の芽が出た。
慶応は2連勝で明治とのプレーオフ。
早稲田は勝ち点をとれば優勝。
神宮は凄い盛り上がりとなった。
両校チャンスは作るがホームベースにはたどり着けない。
しかし早稲田が6回2死満塁から2点タイムリーで先制。
そして最終回粘りのピッチングをしていた1年生小島投手が代打ホームランを浴び1点差。
ここで長男に交代した。
バッターは巨人5位指名の山本選手。
詰まりながらもセンター前ヒットで出塁。
完全に流れは慶応に傾きかけていた。
しかし2番をショートゴロで2死1塁。
そして3番横尾選手。日本ハム6位指名のホームランバッターだ。
ファールでカウントを稼ぎカウント2-2からサードゴロで試合終了。
今まで観戦した中で一番しびれる試合だった。
こういう場面で登板させてもらえるのだから幸せ者だ。
この日は柏崎から稲門会柏崎支部主催のバスツアーで約40名の方が早慶戦観戦に来られていた。
地元の方に勝利の瞬間、投げている姿を見てもらえて良かった。

初戦早稲田勝利で優勝は早稲田か明治となった。
2戦目に早稲田が勝った瞬間春秋連覇が決まる。
先発はエース大竹投手。膝の故障から復活の早慶戦のマウンド。
この試合も投手戦。
バンド処理ミス、暴投で早稲田が2-0とリード。
大竹投手は緩急を使った投球で強打の慶応から凡打の山を築く。
そして最終回先頭にヒットを打たれるが後続を打ち取り、最後のライトフライは巨人2位指名の重信選手のグラブに収まり試合終了。
春秋連覇そして4冠達成に一歩近づいた。
明治神宮大会でも一戦必勝で優勝目指して頑張って欲しい。

今日はメンタルトレーニングの講演会が柏崎で行われる。
広島大学大学院関矢教授は柏崎出身。
心技体の「心」の部分を今日は勉強できるチャンス。
有意義な一日にしたい。
それでは。