りんりはスタッフブログ

スタッフからのメッセージ

第10回りんりは特別研修会を終えて

2012年02月06日 | 特別研修会



先日はお忙しい中、20名もの先生方にお集まりいただき、ありがとうございました。今回の活動報告は久しぶりに下川が担当させていただきます。

今回は小野志操先生をお招きして、『変形性膝関節症と人工膝関節全置換術の理学療法』というテーマでご講演をしていただきました。疾患としては膝OAやTKAと題してありますが、実際に受講してみると、他の疾患や他の関節にも当てはまるようなお話もたくさんあったように感じられました。

また、初日のナイトセミナーは私にはちょうど良いテンポで聞きやすいと感じたのですが、中にはスピードが速く感じられた方もおられたかと思います。先生が講演された内容は全て配布資料の中に記載されておりますので、しっかりと復習をしていただけたらと思います。今回の参加者は臨床経験1年目や2年目の先生が多く、講演を聴いて衝撃を受けた方もおられたかと思います。参加者が衝撃を受けるような研修会を今後も開催していけるように努力していきたいと思いますので、よろしくお願いします。

講演を聴いていて、私が感じたのは「難しく聞こえがちな内容もすごくわかりやすく、シンプルに説明されていたな」ということでした。小野先生の特徴が出ていた講演だったと思いました。

小野先生が「エビデンスはありませんが」というお話も所々に出てきておりましたが、そこは先生の経験から導き出された考えを聞くことができて非常に参考になりました。他の関節や病態について考える際にも非常に参考になったのではないかと思います。近い将来に再度小野先生をお招きしての研修会を予定しております。ご都合のつく先生は、是非ともご参加下さい。また、3月には小野先生と同じく整形リハ学会に所属しておられる中宿伸哉先生(吉田整形外科病院)の研修会を予定しております。1名キャンセルが出ましたので、参加希望のある方はホームページよりお申し込み下さい。こちらもテーマ(肩関節や胸郭出口症候群)にとどまらない内容で講演をしていただけるかと思います。

全く別の話になりますが・・・

松葉好子先生(横浜市立脳血管医療センター)は理学療法ジャーナル第45巻第11号のとびらの項目において、「武士の家計簿」を書かれた磯田道史氏の言葉を引用して、次のように紹介されています。
〜磯田氏は「あとがき」で、『大きな社会変動のある時代には、「今いる組織の外に出ても、必要とされる技術や能力を持っているか」が人の死活を分ける。』と書いている。(松葉先生は)責任職として様々な課題を前にするとき、たとえ職場が風前の灯火となったとしても、どこに出しても恥ずかしくない技量と人間性を持つ、どこに行っても困らないスタッフを育ててやる、と、ふと意気込むときがある。〜と述べておられます。

職場の上司の中にはこういう考えをもった人もいるんだなと感じていただくとともに、上司に限らず、先輩や同僚の中にも後輩の事を想って発言したり、行動している人もいるんだと気づいていただけたら、と思います。私に注意されたことのある後輩達も、私のことを煩わしいなどと思わないでほしいなと思います。皆さんも、叱られたら『愛のムチ』という言葉を思い出してください。見放されたら、愛のムチさえも無いかもしれませんよ。
最後になりますが、研修会の翌日からスタッフの治療方法が変わっているのを見たら、研修会を開催して良かったなと実感することができます。皆さんも今回の研修会内容を是非ともご活用ください。そして、今後ともりんりはをよろしくお願いいたします。

以下に研修会のアンケートの結果を紹介します。閲覧ありがとうございました。

りんりは代表 下川幸輝


アンケート結果

1.理解度
理解できなかった:0%、あまり理解できなかった:6%(1名)、まずまず理解できた:72%(13名)、理解できた:22%(4名)

2.満足度
不満:0%、やや不満:0%、まずまず満足:17%(3名)、満足:83%(15名)

3.臨床で活用できそうか?
活用できそうにない:0%、あまり活用できそうにない:6%(1名)、まずまず活用できそう:6%(1名)、活用できそう:88%(16名)

4.研修会費について(7時間半で7000円)
高い:0%、妥当:78%(14名)、安い:22%(4名)

5.感想
・実技の時間が多くあり、わかりやすかったです。
・はじめて聞くことばかりだったので勉強になりました。触診の技術高めていきたいです。
・膝OAでターゲットにすべき問題を理解・整理でき、大変有意義な講義でした。
・触診ができていなかったので、もっと練習して効果判定できるようになりたい。
・明日からの臨床に役立ちそうです。触診の大切さを感じました。
・実技がたくさんありよかったです。
・明日からの治療に活かせる実技ばかりで大変勉強になりました。また小野先生を呼んでいただきたいです。
・触診の大切さ未熟さをあらためて考える良い機会になりました。
・触診の時間が多く、丁寧に教えて頂いたので大変勉強になりました。
・膝OAに関わる新しい情報が得られて本当に良かった。
・本当にわかりやすくて楽しい会でした。今回話されていた続きを教えてほしいです。
・実技も多くの時間出できて良かったです。しかし、触診もうまくできんかったので勉強していきたいと思います。
・エビデンスがないですと言われていましたが、エコーの所見など先生がされていることには非常に説得力がありました。もう少し実技がやりたかったです。
・実技の時間を増やして、スピードをゆっくりして欲しい。
・実技時間がもう少し欲しかったです。続きの講習会をひらいて欲しいです。

ちなみに小野先生のブログでも研修会について紹介されました(近江理学療法勉強会HP内)。
ジャンル:
ウェブログ
キーワード
エビデンス 武士の家計簿 胸郭出口症候群 変形性膝関節症
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