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2017-06-16 13:27:41 | 日記
市場の支配構造
285187 アメリカの大規模農業発の負の呪縛
 
遊撃手 ( 50 ) 13/12/16 PM10 【印刷用へ】
janjan BLOG(リンク)から引用します。アメリカの食糧事情から、市場原理の構造が説かれています。

---以下、抜粋して引用します---

アメリカの農家は世界一の生産力を誇るが、4人家族さえ養えないほど収入が低く、補助金で所得保障してもらわなければならない。なぜアメリカは所得保障してで も食糧を安値で売る構造を続けるのか。それはアメリカの世界戦略だからだ。

アメリカも昔は小規模農家が多く、家族の他12人分の食糧を供給するだけだった。しかし様々な作物や家畜を自ら育ててほとんどを自給し、補助金をもらわず自立 できた。しかし今は129人分の食糧を供給する高生産性なのに、妻を働きに出し補助金をもらわねば生活が成り立たない。

世界一の生産性を誇るアメリカの農家が家族さえ養えず、補助金をもらわなければ生活できないのはなぜか?その原因は化石燃料にある。
1950年代に石油や天然 ガスなど化石燃料を使って化学肥料が大量に製造された。化学肥料によって食糧生産が大幅に伸びた。これが農家の首を絞めたのだ。
化学肥料の登場で収量が飛躍的に伸びた。特にトウモロコシは1エーカーあたり500キロだったのが5トンに、10倍伸びた。するとトウモロコシは大幅に値崩 れ。安いトウモロコシを買って家畜に与える畜産専門農家が登場し、肉の価格も値崩れした。
トウモロコシも肉も価格が暴落すると、いろいろな作物や牧草地、家畜を自ら育てていた小規模農家は立ちゆかなくなってしまった。やむなく、育てやすいトウモロ コシを大量に作るようになった。それがさらにトウモロコシの値崩れを呼び、さらにトウモロコシの作付けを増やす悪循環に陥った。

大量生産が価格暴落を生み、価格暴落が規模拡大とさらなる大量生産を生む。この悪循環を成立させるために、アメリカは二つの手を打った。
所得保障と海外輸出だ。
農家は補助金で所得保障してもらえることでいくらでも食糧を大量生産できるようになった。輸出は・・・これが世界を大きく変えた。

大した産業のない途上国では農業に活路を求めるしかないがトウモロコシや小麦はアメリカ産が異常に安い。やむなくコーヒーやカカオなどのモノカルチャー(単一作物)を生産するようになった。しかしそれら商品作物は先進国に買い叩かれ、農家なのに食糧を買わなければならなくなった。極貧。
石油から化学肥料を作り、化学肥料が異常なほどの大量の食糧を生み出し、大量の食糧がアメリカの小規模農家を消してさらなる大量生産を促し、大量生産した食糧が輸出でアメリカから溢れ出し、アメリカから溢れた大量のバカ安い食糧が世界中の農家の生活を破壊し、世界中のモノカルチャー化を促進した。

ではなぜアメリカは、自分の家族さえ支えられないほど経済力がない農家に補助金で所得保障するのか?それは、「豊作貧乏」に陥るほどのアメリカの異常な食糧生 産力が世界の農家の生活を破壊し、アメリカの食糧を買わざるを得なくなって、世界の胃袋を牛耳れるからだ。胃袋を握れば世界を牛耳れる。
異常な安値で相手国の産業を破壊する行為をダンピングという。帝国主義が盛んな頃はこの手法がよく使われた。古くはイギリスが産業革命で大量生産して繊維を暴 落させ、インドに輸出してインドの繊維業を破壊し、国の経済力が弱体化したところを植民地化した。ダンピングは相手国の経済を破壊する。
アメリカの食糧ダンピングは、世界戦略だ。世界中がアメリカの安い食糧に太刀打ちできなくなり、農家の生活が破壊されてアメリカの食糧に依存せざるを得なくな り、胃袋を牛耳られてアメリカにものを言えなくなる。

---引用、以上 ---
 
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