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サイケおやじの生活と音楽

ひばりの蘇州夜曲

2017-06-18 17:58:02 | 歌謡曲
蘇州夜曲 / 美空ひばり (日本コロムビア)
 

掲載したのは、以前から欲しかった、美空ひばりが歌う「蘇州夜曲」のシングル盤です。
 
もちろん、これはCD化もされていますし、世に出た昭和38(1963)年以来、何度もLPに収録される等してきましたから、特段の希少性はないんですが、何故かアナログの7吋で持っていたくて、状態の良い中古盤を探し求めていたところ、ひょっり知り合いから頂戴したのが、昨日の僥倖でありました♪♪~♪

楽曲としての「蘇州夜曲」については説明不要かと思いますが、初出は李香蘭=山口淑子が主演した昭和15(1940)年の恋愛映画「支那の夜」の劇中挿入歌として作詞:西條八十&作曲:服部良一が提供した、これがなかなかにロマンチックな歌詞に附された洋楽系中華ロメディの素敵な融合という傑作ですから、リアルタイムでは渡辺はま子のバージョンが流行ったと云われていながら、やはり本篇での李香蘭=山口淑子の映像が鮮烈でしたから、昭和28(1953)年頃になって、ようやく再録された本人歌唱のバージョンが有名かもしれません。

しかし、やはり名曲ゆえに夥しいカバーバージョンが今に至るも次々に作られ、お若い皆様にも知られているわけですから、誰のが一番好きかは十人十色の感性でありましょう。

そしてサイケおやじは、その中でもやはり美空ひばりのバージョンが最高に好きでして、如何にもというアルトボイスの節回しから、せつない裏声系ハイトーンの用い方も含めて、本当に伝わって来るボーカルの凄さは絶品ですよっ!

また、狛林正一のアレンジによる原信夫とシャープス・アンド・フラッツの演奏も素晴らしく、当然ながら美空ひばりとのコラボレーションも唯一無二の素晴らしさです♪♪~♪

無用な斟酌ではありますが、ご存じのとおり、「李香蘭」という女優の存在は、当時の日本にとっては国策のひとつであり、だからこそ「蘇州夜曲」にしても、その歴史的背景とか、時代の空気を知らないとカバーする意味が希薄とか云々、そんなこんなの御意見もございましょう。

でも、素直に楽曲や歌唱・演奏を聴いて、何かを感じ取る愉しみをそんな理由・理屈で制限されるのは、まっぴらゴメンというのが、サイケおやじの偽りのない気持ちです。

いや、これは世間一般、大衆のほとんどが同じ気持ちだからこそ、今日まで夥しいカバーバージョンが作られたのだと思いますが、いかがなものでしょう。

ということで、最後になりましたが、この美空ひばりの「蘇州夜曲」をサイケおやじが好きなのは、幾分大袈裟なアレンジとバンド演奏共々、そこはかとないジャズフィーリングが滲み出ているからかもしれません。

そ~ゆ~歌いっぷりの魅力こそが、美空ひばりの真骨頂のひとつと思うばかりです。
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