OLD WAVE

サイケおやじの生活と音楽

いいじゃ~ないか、オールマンズならば!

2017-06-10 20:51:30 | Allman Brothers Band
Live Chicago 1/31/1970 / The Allman Brothers Band (Shilver Dollar = CD)
 
 
 01 Statesboro Blues (fade-in)
 02 Trouble No More
 03 Don't Keep Me Wondering
 04 Done Somebody Wrong
 05 One way Out
 06 In Memory Of Elizabeth Reed
 07 Stormy Monday (fade-out)

先日のグレッグ・オールマンの訃報には、悲しいというよりは、寂しさがこみあげてきました。

というのも、もちろん故人は偉大なるオールマンズの創設メンバーのひとりであり、看板スタアとして情感溢れるボーカルと決して一流とは言い難いながら、ツボを押さえたオルガン&ピアノでバンドを牽引し、近年の再結成以降は、オールマンズがオールマンズであるための「象徴」として、やはり欠かせない存在でしたからねぇ……。

とすれば、ディッキー・ベッツ(g,vo) の現状を踏まえても、ついにブッチ・トラックス(ds) とジェイモー(ds,per) だけになってしまったオリジナルメンバーが高齢でもありますから、いよいよなのかなぁ……、というのがサイケおやじの偽りの無い気持ちです。

そこで本日はオールマンズが上昇期のライブ音源を収めた発掘CDを鳴らし、故人の冥福とバンドの永劫性に思いを募らせたいと思います。

で、掲載したのは、発売元のデータを信じれば、1970年1月31日のシカゴでのライブ音源をFM放送用に録った、所謂エアチェック物という事なんですが、これは昔っからちょいと知られたブート音源であり、しかも録音日や場所に諸説が入り乱れているという問題作?

それは例えば、録音場所がシカゴではなく、フィルモアウエストであるという説!?

また、そのライブの日時が、ここに記載されたものではなく、「1970年1月31日」というのは、この音源がシカゴで放送された日付だという説!?

そして近年有力となっている説が、これは以前にハーフオフィシャル盤としてリマスター復刻された「A & R Studios:New York, 26th August 1971」と同一音源!?

等々、様々流布されているんですが、サイケおやじとしては、掲載のCDをゲットして実際に鑑賞した後、ますます複雑な気分にさせられてしまったとはいえ、聴いている最中には、やっぱり熱くさせられてしまったですよ♪♪~♪

で、上記した諸問題に関して、サイケおやじが独断と偏見から考察すれば大上段ではありますが、まずこのCDに収められている音源のミックスや音質が、如何にもリアルタイムのラジオ放送からエアチェック致しましたという、一応はステレオミックスながらも、幾分安定性を欠いた、すっきりしないものになっているのは、それなりの結果と思います。

そして前述した「A & R Studios:New York, 26th August 1971」との同一性については、確かに演目はダブっていますし、演奏パターンや聞かれるキメのフレーズ等々は酷似しているものの、各トラックのミックスが違い過ぎるので、なんとも申せません。

そのあたりをちょいと詳しく書かせていただければ、まず冒頭「Statesboro Blues」は、ここでは頭欠けであり、ミックスにしても2本のギターがすっきりと左右に分離していた「A & R Studios:New York, 26th August 1971」の同曲に比べ、ボーカルとギターが左寄り、ドラムスとベースが右寄りという定位になっています。

それが続く「Trouble No More」では、デュアン・オールマンのスライドギターが中央~右寄りにミックスされ直していますし、そうした仕様がCDを聴き進めていくうちに固まっていくというか、オーラスの「Stormy Monday」に至った時には、ギターがはっきりと左右に分離して聞こえるようになるんですから、なんとも結論が難しくなります。

また、当然ながら、各トラックの収録時間も多少の違いがあり、中でも「In Memory Of Elizabeth Reed」の演奏前に行われたチューニングの作業にしても、このブツよりも「A & R Studios:New York, 26th August 1971」に収録のパートは、ずうぅ~と長く入っているんですねぇ~~!?!

等々、他にも比較検討すべきところは多々あるんですが、それでもこのCDで聴けるオールマンズの演奏は、やっぱり好きなものは好きとしか言えない魅力が確かにあります。

特に「Don't Keep Me Wondering」におけるデュアン・オールマンの狂おしいスライド、リズムとビートのアンサンブルがビシッとキマった「Done Somebody Wrong」ではディッキー・ベッツのギターも冴えていますし、もちろんデュアン・オールマンのスライドが炸裂しますから、これぞ南部流儀のブルースロックが存在証明ってなもんでしょう!

それは続けざまに演奏される「One way Out」のカッコ良さにも同様であり、その熱中度は幾分モコモコした音質が反作用的に効果絶大と思うばかりですよ♪♪~♪

う~ん、このギターとドラムスの掛け合いは、常に熱いですねぇ~~♪

さて、そこで気になるグレッグ・オールマンについては、ボーカルに粘っこさと熱気があるのは言わずもがな、「In Memory Of Elizabeth Reed」や「Stormy Monday」で披露されるオルガンプレイにしても、未だマンネリ感よりは説得力が強いのは、そのまんま、当時上昇期だったバンドの勢いというところでしょうか。

ということで、サイケおやじとしては、これはこれで別物として、素直に記載されたデーターを信じて聴いております。

また、紙製の見開きジャケット内側では、デュアン・オールマンの直筆も載っていたりして、好感が持てますよ。

そして正直に書かせていただければ、その音の良さゆえにイマイチ、前半でテンションが上がりきらない印象も感じられた「A & R Studios:New York, 26th August 1971」よりは、その音質が如何にも往年のブートのような掲載のブツが、逆に熱く楽しめるという、全く天邪鬼がモロ出しというのが本音であります、例え両者が同じ音源であったとしても!

あぁ~~、やっぱりデュアン・オールマン(g)、グレッグ・オールマン(vo,key) の兄弟を中心にディッキー・ベッツ(g,vo)、ベリー・オークリー(b,vo)、ブッチ・トラックス(ds,per)、ジェイ・ジョニー・ジョハンスン(ds.per) というオリジナルのオールマンズは最高だぁ~~~♪

きっとグレッグ・オールマンは天国で兄貴のデュアン・オールマンやベリー・オークリーと再会し、一緒に素敵なブルース&ソウルをやっているにちがいありません。

合掌。
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2 コメント

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ロックにおける高齢化問題 (アンディP)
2017-06-11 22:20:26
ディッキー・ベッツは認知症、といふ噂を聞きましたが、本当でしょうか。スティヴン・スティルスもさうらしいですね。
「老いる前に死にたい」と歌ったのは、The who でしたか。
自分としては、見っともなかろうが、歳を重ねていくしか無いやうに思ひます。出来るだけ周囲に迷惑を掛けないように心掛けながら。
オールマンズの詳しいパーソネルは知りませんが、ツイン・ドラムが好きでした。
ブッチ・トラックス(ds)も (哲太郎)
2017-06-14 15:32:31
初めまして。

オールマン大好きオヤジです。
ブッチ・トラックス(ds)も最近亡くなりました。
死因は自殺。ライフル銃だそうです。

合掌。

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