OLD WAVE

サイケおやじの生活と音楽

真濃いっ! こまどり姉妹!

2017-04-18 19:51:01 | 歌謡曲
恋の風車 / こまどり姉妹 (日本コロムビア)

昭和20年代中頃から活動し、昭和34(1959)年に公式レコードデビューした並木栄子&葉子のこまどり姉妹は説明不要、ノスタルジックサーキットとはいえ、現在でもライブステージに立ち続けている、まさに我が国芸能史にその名を刻するツインズ・レジェンドだと思いますが、そ~ゆ~現役感は何も今に始まった事ではなく、その全盛時代から常に流行歌の本質を見定めていたところから続いているんじゃ~ないでしょうか。

例えば昭和44(1969)年に発売された本日掲載のシングル盤は、とにかくジャケ写だけでも吃驚仰天!?!

民謡調の正統派歌謡曲を十八番にしていた彼女達が、敢然と昭和元禄洋楽歌謡、平たく言えばGS系ビート歌謡で勝負した1枚であり、今となっては昭和歌謡曲のコレクターズ&マストアイテムになっている傑作という評価も、あながち的外れではありません。

それは作詞:くるみ広彰&作曲:くるみ敏弘が提供のA面「恋の風車」に殊更顕著であり、ミディアムテンポのジャズロック風演奏パートは、とにかく8ビートが快適ですし、ジャズっぽいギターやピアノのフレーズ、そして全体のノリからして、この当時に作られた歌謡曲のレコードでは聴きなれた味わいであり、おそらくは参加したスタジオセッションのミュージシャンは、その世界ではお馴染みの面々に違いなく、ですから慣れない洋楽系の曲調であろうとも、こまどり姉妹ほどの実力があれば、軽快にしてグルーヴィな仕上がりは流石の一言♪♪~♪

如何にものメロディラインを十八番のコブシも入れて節回し、さらにサビでのコーラスとか、そのハーモニー感覚には同時期に活躍していたツインズ姉妹のザ・ピーナッツとは似て非なる、不思議な面白さがあるもんですから、なかなかポップな素晴らしさがあるんですねぇ~~♪

ちなみに、既に述べたとおり、この「恋の風車」が出た昭和44(1969)年と云えば、年末にはあれほど大きな盛り上がりになっていたGSブームが下火になりつつあり、夥しくデビューし、売れていたバンドでさえも歌謡曲系のコーラスグループ、極言すればムード歌謡に近いレコードまでも制作していく過程において、正統派歌謡曲の人気ツインズというこまどり姉妹が、ここまで洋楽歌謡に接近した楽曲を歌ってしまうというのは本末転倒、あるいは鶏と卵みたいなものでしょうか?

また個人的な記憶では、夏場のテレビ歌謡番組だったと思いますが、ハワイアンっぽい衣装で「恋の風車」を披露していた彼女達に接し、巷で云うところの「濃さ」に面食らったのがサイケおやじの印象でした。

しかし、今となっては、もっとこの路線が続いていたら、前述のザ・ピーナッツだって「大阪の女」とか、演歌っぽいレコードも出していたのですから、もっとイケたんじゃ~~なかろうか?

ということで、本日は矢鱈に「?」が多い文章になっちまいましたが、それというのも、昭和歌謡曲の懐の深さと雑食性の強さによるところと思います。

つまり、なんでもありっ! 

が基本姿勢であるほどに、面白い楽曲が残されているのでしょう。

いわんや、こまどり姉妹をやっ!

最後になりましたが、このジャケ写のこまどり姉妹って、こんな雰囲気のグラビアアイドルとか、あるいはAV女優さんが現代にいるような気がしています。

う~ん、やっぱり、濃いっ!
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