OLD WAVE

サイケおやじの生活と音楽

明るいロックのキングスメン

2016-11-05 17:46:04 | Rock
ルイ・ルイ / The Kingsmen (Scepter / テイチク)
 
R&RやR&Bの進化系としてのロックは、何も難しい事ばっかりをやっていたのではなく、むしろシンプルだからこそ白人若年層にウケていた曲が少なくありません。
 
キングスメンと名乗るアメリカの白人バンドが1963年に大ヒットさせた本日掲載のシングル盤A面曲「ルイ・ルイ / Louie Louie」も全くそのひとつとして、今日まで幾多のカバー作が世に出ている事を鑑みても、白人音楽としてのロック成立の土台だったと比定出来るような気がするほどです。
 
しかしサウンドの要は楽曲だけを聴いていると、なかなか黒人っぽい雰囲気が強く出ているわけで、おまけに所謂ガレージとか、後のサイケデリックという、とにかくロックが遮二無二盛り上がっていた勢いがそのまんま、シングル盤という素晴らしきメディアに収まっているところも素敵なんですねぇ~~♪
 
とにかく何を歌っているのかしっかりとは聞き取れないボーカルの節回し、繰り返すリフの快感、トンパチなギターソロ、ガサツなドラムスの響き等々、全篇がノーテンキな明るさに満ちているのも最高だと思います。
 
ちなみにキングスメンはレコードのジャケ写や洋楽雑誌に掲載のスチールショットを見る限り5人組のグループであった事は分かりますが、そのメンバー構成はバンド結成時から出入りが相当にあったようで、それでもこの「ルイ・ルイ / Louie Louie」を大ヒットさせた1963年の時点ではリン・イーストン(vo,sax)、マイク・ミッチェル(g)、ノーム・サンドホーム(g,b)、ドン・ガルーシ(org)、ゲリー・アボット(ds) という顔ぶれだったと思われますが、実は我が国でキングスメンの「ルイ・ルイ / Louie Louie」が大っぴらに発売されたのは1966年、つまりは昭和41年という、我が国ではエレキやGSのブームが日々拡大膨張していた頃でしたので、サイケおやじもラジオから流れ出す洋楽ヒットの中でも突発的にロックしていたと感じたのがキングスメンの「ルイ・ルイ / Louie Louie」でありました。
 
そして実際、日本のGS系のバンドではプロアマを問わず、これが定番演目のひとつになっていたような記憶さえ残っているほどです。
 
しかし肝心のキングスメン本隊は既に述べたとおり、この時点までにメンバーの出入りが数度あり、掲載盤ジャケット裏の解説では、前記した編成からバリー・カーティス(org) とディック・ピータースン(ds) が交代参加したバンド紹介が載っています。
 
また、この類のグループのレコードでは、実際の録音セッションでバンドメンバー以外の助っ人ミュージシャンが演奏しているのでは?
 
という疑惑が常につきまというのが音楽産業の実情ではありますが、個人的にはキングスメンの他のレコード、特にLPを聴いてみると、それほど違和感の無い、良い意味でトーシロなフィーリングが貫かれているように思いますし、後に知ったところでは、キングスメンは結成からレコードデビューした後でも、学生相手のダンパやライブステージの仕事がメインだったそうですから、現場主義の纏まりが例え稚拙と軽く扱われたとしても、それゆえのロックっぽさこそがキングスメンの魅力だと思います。
 
それと「ルイ・ルイ / Louie Louie」には多くのカバーバージョンが存在する中にあって、サイケおやじが叶わぬ夢と知りつつも、もしもストーンが演じてくれたならっ!?
 
なぁ~ていう妄想を抑えきれないのが、これまた「ルイ・ルイ / Louie Louie」という楽曲の持つ魔力かもしれませんねぇ~♪
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