OLD WAVE

サイケおやじの生活と音楽

それでもシビレる1967年のブルースブレイカーズ

2016-10-13 16:34:31 | Rock
John Mayall's Bluesbreakers Live In 1967 - Volume Two (Forty Below = CD)
 
 01 Tears In My Eyes ★
 02 Your Funeral And My Trial ●
 03 So Many Roads ★
 04 Bye Bye Bird ●
 05 Please Don'T Tell ▲
 06 Sweet Little Angel ▲
 07 Talk To Your Daughter ★
 08 Bad Boy ▲
 09 Stormy Monday ■
 10 Greeny ★
 11 Ridin' On The L & N ★
 12 Chicago Line ●
 13 Double Trouble ★
    ★The Marquee Club
    ●Bromley
    ▲The Ram Jam Club
    ■Klook's Kleek
 
以前に掲載したジョン・メイオールのブルースブレイカーズが1967年に残していたライブ音源CDの第二集が出ていますので、ようやく本日はご紹介させていただきます。
もちろんメンバーは件の前作同様にジョン・メイオール(vo,key,hcm)以下、ピーター・グリーン(g)、ジョン・マクヴィー(b)、ミック・フリートウッド(ds) という顔ぶれですし、ジャケット解説に掲載のデータによれば、録音場所は別記したとおりイギリス国内の幾つかのクラブのようですから、一応は1967年春だけのライブギグとはいえ、音質にはバラツキがありますし、そのレベルも前作よりは幾分落ちるというのが正直な感想です。
 
しかし、それでも演奏からはブルースロック上昇期の勢いがきっちりと楽しめますし、なによりも個人的にはピーター・グリーンのギターがたっぷりと聴けますので、充分に満足♪♪~♪
 
また、収録のプログラムも黒人ブルースの聖典から「So Many Roads」「Bye Bye Bird」「Sweet Little Angel」「Stormy Monday」「Double Trouble」等々の有名曲の他、地味ながら味のある演目が選ばれていますので、その安心感は保証付ですし、ジョン・メイオールのオリジナルとされる「Tears In My Eyes」「Please Don'T Tell」「Chicago Line」が例によって、どっかで聞いたことがあるような、所謂既視感的な楽しみも侮れません。
 
なにしろド頭に置かれた「Tears In My Eyes」からして、いきなり甘~く泣いてくれるピーター・グリーンのギターが強い印象を残すスローブルースってことからツカミはOK!
 
そしてそのまんま連れて行かれるブルースロックの天国にはアップテンポでジョン・メイオールのハーモニカも真摯な「Your Funeral And My Trial」、ブギのビートも心地良い「Bye Bye Bird」やミディアムテンポの「Bad Boy」ではジョン・メイオールがオルガン&ハーモニカで存在感を示し、サイケおやじは思わず一緒にギターリフを弾きたくなります。
 
あぁ~、やっぱりサイケおやじの気持ちは前述したとおり、ピーター・グリーンのギターに惹きつけられてしまい、スローブルースの「So Many Roads」「Sweet Little Angel」「Stormy Monday」「Double Trouble」という、これまで他の幾多ミュージシャンによって名演が残されてきた楽曲だからこそ、不遜にも先の読める展開の中で狂おしく泣き、絞り出す情感の波で揺さぶってくれるピーター・グリーンのギターにはブルースロックの魂が充満!?
 
ただし冷静になって聴けば、前作とダブっている演目「So Many Roads」「Stormy Monday」「Double Trouble」は音質も含めて、些かそれには及ばないというのも正直な感想……。特に今回は完奏している「So Many Roads」に期待が大きかったので、猶更そんなふうに思ってしまうのは贅沢なんでしょうねぇ……。
 
それでもアップテンポのインスト「Greeny」は曲タイトルどおりにピーター・グリーンのオリジナル(?)ということもあり、とにかくそのギターからは痛快なフレーズとビートが弾き出されていますし、ジョン・メイオールのオルガンも良い感じ♪♪~♪
 
また、忘れちゃ~いけないのがジョン・マクヴィー(b) とミック・フリートウッド(ds) のリズム隊コンビで、なかなかヘヴィなビートを全曲で提供していて、特にミディアムテンポの「Please Don'T Tell」は、後のハードロックの萌芽さえ感じられる熱演だと思います。
 
それはR&R調の「Ridin' On The L & N」では8ビート感、ブギが全開の「Chicago Line」でも纏まり良さに繋がっていますが、後者では些か面白味のないベースソロとか、失礼ながら今となっては……。
 
まあ、そんなこんなもブルースロックが流行最先端の白人音楽だった時代の証なのかもしれません。
 
その意味で相変わらず熱血が空回り気味というジョン・メイオールの歌いっぷりにも憎めないものがありますが、実は「Stormy Monday」だけにゲスト参加しているロニー・ジョーンズのボーカルに不思議な味わいを感じてしまうもんですから、う~ん、やっぱり……。
 
 
しかし、そんな諸々も含めての不満も、ピーター・グリーンのギターに免じてという気持ちが確かに湧き上がってしまうのが、この音源の素晴らしさです。
繰り返しになりますが、音質や演奏のレベルが前作よりは落ちてはいるものの、それでも聴いていて熱くなってしまうのは、ブルースロックに感化されたリスナーの至福でありましょう。
 
不肖サイケおやじは確かにその一員として、素直にシビレているのでした。
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