OLD WAVE

サイケおやじの生活と音楽

春になると思い出す北村優子

2014-04-17 15:08:15 | 歌謡曲

若草のデート / 北村優子 (日本ビクター)

社会人になってからの移動や配置換えは、かなりのプレッシャーや重荷を伴うのが現実でしょうが、青少年時代の学校におけるクラス替えや席替えは、サイケおやじにとっての楽しみのひとつでありました。

もちろん、自分の席の隣に、憧れの女子が決まらないかなぁ~~、とか、そういうスケベ心が優先していたのは言わずもがな、可愛い転校生が入って来たなぁ~んていう噂があれば、叶わぬ願いに気持も昂っていたのが、ちょうど春の今時期だったんですねぇ~♪

しかし、そんなこたぁ~、有り得ないわけですよ、実際……。

例えば本日掲載のシングル盤で昭和51(1976)年春にデビューした北村優子は、そうした夢見る対象には絶対でしょう。

このぐらい愛くるしい女の子が自分のクラスに入って来たり、ましてや自分の席の隣に決まったりしたら、毎日がルンルンと思っていた輩は数知れずと思いますが、いかがなものでせうか。

そして当然ながら、リアルタイムの北村優子はルックスに比例して、歌がターヘだったのが、このA面収録のデビュー曲「若草のデート」では、モロ出しですからねぇ~~♪

可愛さ余って憎さ百倍とは決して言えない、ある意味では人気アイドルの要件を満たしていたのが、北村優子の素晴らしい資質でありました。

ちなみに件の楽曲が作詞:阿久悠&作曲:森田公一、さらにアレンジが柳田ヒロ or 萩田光雄の担当であれば、正統派アイドル歌謡ポップスは「お約束」、それ以上の仕事が提示されているのですから、彼女の歌唱力が余計にマイナスのベクトルを示しているのは、逆説的に大正解と思うばかり♪♪~♪

つまりサイケおやじは、決して北村優子を貶しているのではなく、むしろ、アイドルとして芸能界にデビューせずして、なんになる!?!

そんなふうに思いつめるほどです。

ということで、ご存じのとおり、北村優子の芸能生活は短く、だからこそ忘れ得ぬ存在になった感も強いのでしょうが、それにしてもデビュー曲が「若草のデート」だったのは、全てにおいて出来過ぎかもしれませんねぇ~♪

春になると、ど~しても彼女を思い出してしまうサイケおやじであります。

コメント (2)
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