OLD WAVE

サイケおやじの生活と音楽

石川秀美の知らんぷりが好き♪

2014-01-15 15:33:06 | 歌謡曲

愛の呪文 / 石川秀美 (RCA)

さて本日、石川秀美が昭和60(1985)年に出した「愛の呪文」を取り上げてしまうと、ははぁぁ~ん、すると昨日の「Crocodile Rock」は確信犯的イントロであったのか!?

と、ご推察の皆様も大勢いらっしゃるにちがいありません。

これは不様な言い訳を弄するよりは、全くそのとおりでありまして、認めざるを得ないほど、この両曲はクリソツなんですねぇ~~◎▲!▼?

もちろん「愛の呪文」を書いた松宮恭子にしても、確かヤマハ系のシンガーソングライターだったキャリアからして、本家のエルトン・ジョンを尊敬していないはずは無いと思えば、あれやこれやのなんとやら……。

しかし、そのエルトン・ジョンの「Crocodile Rock」が昨日も書いたとおり、ある意味での剽窃オンパレードですから、それを二次処理&三次処理したところで、実際に歌っている石川秀美には何の罪も無いでしょう。

それよりもむしろ気になるのは、彼女がその事実を知っていたか、否か?

両曲の間には、およそ13年の歳月がある事を認識すれば、堂々と与えられた歌を演じた石川秀美のパワフルなボーカルは素直に称賛するしかありません。

そして気がつけば、彼女には以前に掲載した「もっと接近しましょう」におけるシーラ・Eもどきの他に、確かジェファーソン・スターシップの「愛はとまらない / Nothing's Gonna Stop Us Now」のモロパクリみたなオリジナル曲(?)をやっていた事もありましたからねぇ~、もしかしたら所属事務所やレコード会社は、石川秀美をアイドルロッカーの路線に持って行こうとしていたのでしょうか?

世が世なら、ロックシンガーの石川秀美に出会えたかもしれない可能性をサイケおやじは決して否定致しません。

繰り返しますが、彼女のボーカルに感じられるナチュラルなパワーは、もっと認識されるべきと思います。

ということで、件の問題提起に対する自己回答は、それを知らずに歌った石川秀美の「天然」に軍配!

例え元ネタを知っていたとしても、アイドルを演じる以上は、それを知らないと貫く姿勢こそが大切ですよっ!

それは石川秀美ばかりでは決して無く、だからこそ、昭和歌謡曲は面白いという、些かの本末転倒になるわけですが、その部分の許容量の大きさみたいなものを彼女には感じてしまうのでした。

コメント
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