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2014年12月02日
◆ 自閉症と東田直樹
 自閉症について、東田直樹さんという患者がマスコミで話題になっている。だが、専門家の間では、疑義が出ている。 ──

 要旨:
 自閉症については、現代医学では不明な点が多いのだが、東田直樹さんという患者がマスコミで話題になっている。しかし、このマスコミの扱いは、専門家の間では、疑義が出ている。ほとんどトンデモのような扱いだ。そこで、マスコミの記事に踊らされないように、警鐘を鳴らしておく。同時に、私の個人的な見解も示しておく。

( ※ 本サイトは、私の個人的な見解を書くのが原則だが、本項では、専門家の見解を紹介することを基本とする。私の個人的な見解は、追記ふうに記す。)

 自閉症とは


 自閉症というと、素人の間では「引きこもり」みたいな性格だと思われることもあるが、それは誤認である。正しくは脳の疾患である。性格が異常であるというより、脳の機能に異常が生じている。(病気の一種。)
 その意味では、カウンセラーの相談対象ではなくて、精神科医などの治療対象となる。
 ただ、治療できるかというと、そうでもない。そもそも原因ですら、よくわかっていない。それどころか、症状すら、はっきりと定まっていない。「アスペルガー症候群」という言葉が使われることもあり、これは「自閉症の一種」と見なされるが、具体的にどういうものであるかも明白には定まっていない。(曖昧なので、自閉症スペクトラムという言葉が使われることもある。)
 要するに、「自閉症についてはよくわかっていない」と言えるだろう。(おおまかにはわかっているが、詳細は不明だ、ということ。まだ学問のレベルに達していない。物理化学で言えば、いまだ錬金術のようなレベルでしかない。)

 報道



 ここで、東田直樹さんという自閉症の患者が本を書いて、世界的なベストセラーとなった。(右図。現在、Amazon でカテゴリ別のベストセラー1位。)

 このことに着目したマスコミが、東田直樹さんを取り上げて報道した。
 まずは NHK が9月に報道した。
  → 君が僕の息子について教えてくれたこと (番組の動画)
  → NHK のサイト
 ここから転載すると、次の通り。
 いま無名の日本人の若者が書いた1冊の本が世界20カ国以上で翻訳され、ベストセラーになっている。
 この本を英訳したのは、アイルランド在住の作家デイヴィッド・ミッチェル氏。彼にも自閉症の息子がいる。日本語教師の経験があるミッチェル氏は、東田さんの本を読んでまるで息子が自分に語りかけているように感じたと言う。息子はなぜ床に頭を打ちつけるのか、なぜ奇声を発するのか、息子とのコミュニケーションをあきらめていたミッチェル氏に希望の灯がともった。そしてミッチェル氏の訳した本は、自閉症の子どもを持つ、世界の多くの家族も救うことになった。

 さらに、朝日新聞も、夕刊の1面トップ記事で大々的に報道した。


higasida.gif


 このように、NHK や朝日というマスコミが大々的に報道したことで、国民の目を引くようになった。特に、「理解されなかった自閉症患者が理解されるようになった」という感動的な話題にすることで、素晴らしいことだと思われるようにもなった。

 批判


 しかしこの件については、専門家の間から疑義が出た。この疑義については、マスコミでは報道されていない。自閉症や精神医学の専門家というごく狭い領域で話題になっているだけだ。ただ、私はこの分野については情報源があるので、読者に問題を告知できる。そこで、ざっと紹介しておこう。(私の意見ではないので、お間違えなく。)
 誰が批判しているかというと、名前を出すのは差し支えがあるので、名前は出さないで要旨を述べておこう。

 NHK の番組は、一種の捏造(または偽造)である疑いが高い。
 「患者は音声では言葉を発することができないが、文字盤を使うと言葉を操ることができる」と報道された。しかし本人が自分で書いたとされる文章は、およそ言語にはなっていない。また、文字盤で言語を出していると見なされる場合も、いい加減な動きで、「こっくりさん」のようなことになっているらしい。特に、言語でうまく答えていると見なされたときには、そばにいる母親が手の動きで何らかの指示をしており、患者はその動きを模倣しているだけである可能性が高い。

 この最後の点は、「言葉のわかる馬」の例と同様だろう。つまり、「人間の言葉を理解して、計算することもできる、高度な知能を持つ馬」というのが現れたのだが、実は、そばにいる飼い主が指示を与えていて、それに合わせて馬は動作を繰り返していただけだった、と判明したのだ。
  → 賢馬ハンス - Wikipedia

 さらに、次のような批判もある。
 東田直樹さんには、いわゆるカナータイプの重度自閉症者としての状態像を示す東田さん(以下、自閉症東田さん)と、高い知性を持ち作家として活動する東田さん(以下、作家東田さん)の二面性がある。
 なので、以後は便宜的に「自閉症東田さん」と、「作家東田さん」と呼び分けることにする。
 呼び分けることのもう一つの理由は、「自閉症東田さん」は意思を表出するのに特定の条件を必要としないのに対して、「作家東田さん」は何らかの条件がないと表出出来ないということだ(少なくとも、文字盤かパソコンが必要という事は明示されている)。
 いくつかは、自閉症の特性として説明されることもあるようだ。ただ、既存の自閉症スペクトラムの概念で説明しようとするのは少々乱暴で、むしろ既存の自閉症スペクトラムに当てはまらない非常に稀有で、それこそ「奇跡的」な事例ということになるのではないだろうか。
 ここで、一つだけ懸念がある。
 自閉症東田さんに対して、深刻な権利侵害が行われているのではないかというものだ。
 上記の朝日新聞の記事では、自閉症東田さんが取材に対して「4時になったら終わり」と言ってパニックを起こすのに対し、作家東田さんは「(記者に)帰ってもらいたいわけではない」と説明している。これに限らず、自閉症東田さんから発せられる意思と、作家東田さんから発せられる意思が、食い違うことが多々あるのではないか。
( → とある施設職員のブログ: 東田直樹さん問題③ [執筆者])
 現在の東田さんは、介助者が手を添えなくても文字盤やキーボードを使えるようなので、それがFC(Facilitated Communication)の範疇に入るのかどうか分からないが、『FCを使うことによって彼が内に秘めた高い知性を表出するにいたった』という主張なのは間違いないようだ。
( → とある施設職員のブログ: 東田直樹さん問題② )

 話題になった本では、次のことが趣旨になっているようだ。
 「自閉症の患者は知性が劣っているように見えるが、そんなことはない。内面には高い知性があるが、単にそれを表現できないだけだ。そこで、発音もできず、文字も書けずに、もどかしい思いをしていているわけだが、文字盤を使えば、このような患者も意思疎通ができるようになる」
 そして、この趣旨を受け売りして、マスコミは「すばらしい真実がわかった」というような形で報道する。しかしそこには、「計算をする馬」みたいな、インチキの詐欺行為があるらしい、と専門家の間で強い疑義が出ているのだ。
( ※ 詐欺とかトンデモとか言ってもいいかもしれない。)

 原理


 ここで、朝日の記事を抜粋してみよう。
 東田さんは5歳の時に自閉症と診断された。周囲とうまく意思疎通できず、行動も理解されなかった。東田さんによると、心と体は別のもので不良品のロボットを操縦しているような感覚だという。
( → 朝日新聞 2014年11月29日 )

 これはなかなか興味深い表現だ。ここに記してあることが事実だとすれば、次のことが推定される。
 「この人は脳の機能が全般的に破壊されているわけではない。視覚連合野や聴覚連合野は、おおむね正常に機能していると思える。ただし、それらの各領域が相互的に結びつかない。特に、前頭前野との結びつきがない。それゆえ、前頭前野における「意思」に従って脳の各部が働くこともないし、脳の各部の働きが前頭前野に正しく伝わることもない。脳の各領域がそれぞれバラバラに別個のものと指定働いているだけだ」
 これは(私の)私見であるが、このように推定できる。

 さて。一方、上記の記事では、この患者に高い言語能力があると示されている。
 他の人に手を添えてもらいながら、字を書く「筆談」を習い始めると、思いが徐々に形になった。
 砂を落とし続ける遊びばかりしている理由を聞かれたときは「すなはふしぎ。とてもかるくうきあがる。なぞなぞみたいなちからがある」と書いた。筆談を通して東田さんの表現力に気付いた美紀さんは、積極的に詩や物語も書かせるようにした。11歳、12歳の時にはグリム童話賞大賞を受賞した。
 東田さんは現在、雑誌やブログなどで主にエッセーをパソコンで執筆している。
( → 朝日新聞 2014年11月29日 )

 それだけではない。インタビューでは、実に的確な応答がなされている。(文字盤を使って。)
 講演をしたり、インタビューを受けたりする際は、美紀さんが作ったパソコンのキーボードのような文字盤を指しながら一音ずつ言葉を発する。

 《 インタビュー 》
 ――世界中で本が売れています。
 「信じられない気持ちです。僕の本をたくさんの方が読んで下さって本当にうれしく思っています」
 ――音の聞こえ方やものの見方など、本では障害がない人との違いを分かりやすく説明していますね。
 「周りの人の会話や、ニュースやドラマなどを通して、『普通』といわれる人たちのことを観察しています。自閉症である僕との違いをどう伝えれば理解してもらえるのか、常に考えています」
 ――初めて障害に気付いたきっかけは何ですか。
 「多分、幼稚園の頃だと思います。みんなが当たり前にやっていることが、僕には『宙返りをして』と言われるぐらい難しいことだという現実を知りました」
( → 朝日新聞 2014年11月29日 )

 これはあまりにも言語能力が高すぎる。完全に正常な脳機能があると認定される。ここでは単に「音声が使えない」というぐらいのことでしかない。しかしこれは、もともとは言語機能がろくにないということにも矛盾するし、先の私見で推定された原理にも矛盾する。

 真相


 以上のような矛盾を、どう理解するべきか?
 やはり、先に専門家が疑義を出したように、「計算する馬」と同様の事情にある、と見なすべきだろう。
 つまり、この患者には、言語能力はない。単に母親の指の動きを見て、インタビューに答えているだけだ。その意味で、インタビューを受けて、高い現能力を持って答えているのは、ただのペテンであるにすぎない。NHK や 朝日は、ペテンによる虚偽を報道しているわけだ。現実には、彼はほとんど言語能力を持たない、というのが正しいのだろう。
 ただし、「自らの障害の特徴を説明した」という本の内容がまったくの虚偽かというと、そうでもないだろう。「うまく言語化できなくてもどかしい思いがする」とか、「自分の思考が自分のものでないようだ」というような感覚は、実際にその通りなのであると推定される。
 要するに、次のようになっているのだろう。
 「言語能力はほとんどないが、完全にないわけではない。文字盤を使って、長い時間をかければ、少しずつだが、意思はかろうじて伝わる。その内容は、本に書いてある通りだ。一方、インタビューでの受け答えのような、当意即妙ふうの、高度に言語的な対処をすることは、一種の模倣による詐欺的な欺瞞である可能性が高い」
 要するに、「まったくの白痴ではないんだよ。ちゃんと人間的な意思があるんだよ」というふうに示すことはいいのだが、そのために、不正な方法を使って、虚偽を真実と見せかけて、針小棒大ふうに知性を拡大して見せた」というふうになっているのだろう。……つまりは、「捏造」である。「どうせ正しいことを言っているんだから、少しぐらい捏造したっていいじゃない」という感じだ。
 ここでは明らかに捏造の意図がある。「捏造をしているつもりはない」という小保方さんとは、雲泥の差がある。どちらかと言えば、「どうせ真実なんだから捏造してしまえ」というような、(サボり学生の)インチキ実験レポートに似ている。

 ……以上が真相であろう、と私は推定する。
 ( ※ といっても、ほとんどは専門家の受け売りであって、私の独自の見解ではない。)
 

 【 関連項目 】
 自閉症については、「これが未解決の謎だ」ということゆえに、本サイトでもこれまで何度か扱ってきた。仮説の形で原因を推定したり、情報を紹介したり。
  → 自閉症の治療
  → 自閉症と自己免疫


 【 関連サイト 】
 自閉症については、近年になって、次の研究報告も出ている。
 《 遺伝子変異、高齢の父親が子に伝える傾向強い-自閉症などのリスクに 》
 22日に科学誌ネイチャーに掲載された論文によると、比較的高齢の父親は、若い父親と比べると、新規の遺伝子変異を子どもにより多く伝えることが分かった。このため、自閉症、統合失調症、その他の病気の発症リスクが高まるという。
( → wsj.com )

 一方、次のような情報もある。
  → 自閉症は突然変異病?
  → 自閉症は、遺伝子のせいなのか? 一方だけがアスペルガーになった双子の物語
 後者では、遺伝子ではなくエピジェネティックスに原因があることが推定されている。なかなか興味深い話だ。
posted by 管理人 at 23:59| Comment(14) | 医学・薬学 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
この人の特集番組見ました。
最初疑いの目を持っていましたが(管理人さんと同じく母親を疑いました)、講演会なども行っているという話なので最終的には肯定的に視聴していました。
ただ、実際にインタビューでご本人が発言されている際の単語選びや誤字が、出版物からの引用文と随分違うので、だいぶ修正が入っているな、とは思いました。
そして今回この記事を読んで思い出しましたが、そういえばご本人の顔のアップでインタビューに答えているシーンは放映されていましたが、講演会のシーンはカットされていたなと。
引きの映像で、母親の立ち位置や動きがどうなのか知りたいところですね。
例の耳が聞こえないはずの作曲家の特番と同じ、意図的な編集が確かにありそうです。
Posted by KOON at 2014年12月03日 08:31
上記コメントの、下の部分は

>管理人さんと同じく

ではなく

>管理人さんが意見を御紹介された方と同じく

でした。
失礼しました。
Posted by KOON at 2014年12月03日 10:35
講演会最前列で実際に質疑応答の様子を見ましたが、怪しいとか疑わしいと感じる場面は一つもありませんでした。自閉症についてはわかっていない事の方が多いと言っておいてなにを根拠に疑うのでしょう。昔々地球が丸いと言われて「ありえなーい!」と怒ったように、専門家のくせに何一つ解明できないのんびりさんがこれを否定することで自身のプライドを守ろうとしているのでしょうか?だって自閉症についてはだれも詳細がわかっていないのですよね
Posted by Taki at 2014年12月08日 10:43
> 講演会最前列で実際に質疑応答の様子を見ましたが、

本人が答えているわけじゃなくて、すべて母親が答えていたでしょ? 本人が文字盤を操作して、母親がそれを通訳する、という形。これではまったく信用できません。母親以外の人が通訳するのなら信用できるが、母親が通訳するのであれば、すべては母親の演技である可能性がある。

ちなみに、トルシエとダバディ(通訳)の場合も似ていて、トルシエが言ってもいないことをダバディが語っていたことがあるそうです。「トルシエはこう思っているはずだ」と勝手に決めつけて、過剰に「意訳」していたわけ。マスコミの記者はそれを「トルシエの発言」として報道していました。

> 怪しいとか疑わしいと感じる場面は一つもありませんでした。

ダバディの場合と同じ。フランス語を理解できる人が聞いて初めて、違いがわかった。それ以外の人々は、真に受けていました。

> なにを根拠に疑うのでしょう。

母親を介在させずに直接、東田さんと対応した専門家がいるのです。その場合、東田さんは文字盤を使っても、まともに対応できませんでした。意味不明なこっくりさん現象だけがありました。

 あと、文字盤も怪しい。
  → http://www.asahi.com/articles/photo/AS20141129000123.html
 この文字盤は、QWERTY 配列ですが、およそありえない。頭のなかでローマ字書きをしていることになる。正常な人でさえ簡単ではないのに、自閉症の人ができるとは思えない。
 仮にできるとしたら、かなの50音配列でしょう。そうしないで、QWERTY 配列を使っていることからして、これは「通訳者の都合」であるにすぎないと推定されます。通訳者が普段 QWERTY 配列を使っているから、自分の使い慣れた文字配列を使っているだけでしょう。自閉症の患者のことなんかまるきり無視しているとわかる。

> 自閉症についてはわかっていない事の方が多いと言っておいて

自閉症についてはわからなくても、詐欺の有無についてはわかります。前者は患者の事実ですが、後者は詐欺師の事実です。後者は合理的に説明が付きます。
Posted by 管理人 at 2014年12月08日 12:21
管理人さんはこちらを既に見ておられますか。
http://youtu.be/Eq_yb_y4MjM
東田さんを扱った特集が三分割されて全てYouTubeで見られます。

これを見ると、パソコンを前にローマ字入力を行い、漢字の変換も自らしているように見えます。また、文字盤を差しながら少し外れた発音ながらも発声もしています。
雑なところはあっても、基本的には発声と文字盤の指さしは対応しているようにみえます。

一方で、殆どは母親が隣に居て執筆をしている点や、執筆や文字盤を通じた会話(一問一答形式)をしている最中に一文を答え終えたら「おわり!」と言い急に席をを立ち辺りを歩いたりする様子を見ると、何か違和感を覚えます。
また、上に張ったURLの動画の9分頃のNHK取材者との会話は、途中から口の動きと発音が対応しておらず、編集が入っているように思えます。

私には、東田さんが文字盤で示している内容は母親が(事前に)覚えさせた文章や、指示した内容を出力させているのではないだろうか、と思えてしまいます。
何か、東田さんが口から話す普段の内容と、執筆をしている内容で人格が違うような気がしてなりません。あまりに文面と態度、発話が解離しているように思えます。

また、13歳の時に執筆したという著書ですが、ネットで調べたところ、あまりに高度なことや哲学的な事がが書いてあるようです。番組中の精神科医が彼の言語野について解説していますが、それにしても信じられません。

これからも見守っていきたいと思います。
Posted by ほんだ at 2014年12月12日 22:52
私は専門家ではないので、私自身がどう判断するかについては、私の見解は差し控えたいと思います。

 本項は、専門家の見解を紹介して、それに妥当性があるということを、世間に知らせるのが目的です。一種の情報提供です。 …… ☆
 私自身がどう考えるかは、本項の話題とはあまり関係ありません。(強いて言えば、私はこの件について情報不足なので、見解を出すほどの自信も根拠もありません。)

 本項は ☆ が目的なので、ここから先は、読者がご自分で判断してください。私としてはあくまで、材料の提供に留めます。
Posted by 管理人 at 2014年12月12日 23:26
自閉症者といっても人間ですから、比較的調子が良い時もあれば悪い時もあります。
知らない人間がいたりする慣れない状況等では、たやすくパニック状態になり脳の機能を統合できずまともに思考する事も行動する事もできなくなるけれども、他人が介在しない完全にマイペースの状態でなら、疲れない程度の時間なら健常者と変わらない思考ができたりもする。
その様な事は誰しも経験する事かもしれませんけれども、その度合いがまともに日常生活を営むことが出来ないほど強い場合に自閉症患者と認定されるのだと思います。
Posted by マリウス at 2014年12月18日 09:16
東田さんに興味を持っている神経内科医で、時々自閉症の方を診療しています。ドーマン法には否定的な立場です。
東田さんの著書をはじめて読んだ時、言葉の使い方が高度すぎて高機能自閉症としてどうか疑いました。ですが比較的言語能力に長けた自閉症の方もたまに拝見するので、ひょっとしたら、まあこのくらいの人もいるかもしれません。
明らか異常だった「奇跡の詩人」と比較てしまいますが、東田さんのドキュメンタリー映像を見る限り母親の介入の影響はあまりないように思われます。
なにしろメディアに流れた情報だけでは判断できず…実際に現場を見てみたいものですね。
Posted by 重心施設医師 at 2014年12月26日 10:49
講演会最前列で拝見いたしましたが、東田直樹さんへの質問は東田直樹さんご本人が文字盤を指しながら声を出し答えていらっしゃいました。横でお母様がなにかささやいたり直樹さんの体にサインを送るようなこともありませんでした。答えも時間はかかりますが、質問者へ迎合することもなく簡潔で的確でした。
Posted by taki at 2015年01月09日 10:54
テレビで見た直樹さんの言葉は
全てがあまりに淀みなく的確で「一問一答」のように感じられました。
会話のキャッチボールというか、互いに質問して疑問点をなくしたり、
話を深めたりという「自然な会話」は映らず違和感がありました。
周囲の人と「他愛のない会話」をする場面もない。
それが、覚えた文章を機械的に入力・発語させられているだけなのでは?という疑問を生むのだと思います。
Posted by べるてい at 2015年02月17日 08:38
このブログを見てから、ほんださんが紹介しているyoutubeの動画含め、東田さんについて少し検索してみました。
完全に素人の推測ですが
幼い頃から文字に強い興味を示していたと説明されてますし、彼は言葉に対し「機械的な記憶力」がとても優れていているのではないでしょうか。機械的と表現したのは、言葉を記号や暗号のようにインプットし再生するという事で、その意味を理解し言語や知識として操れるわけではない、という事です。
自閉症の特徴としてよくあるもので、知的障害がある場合でも見られるそうです。レベルが桁違いのものはサヴァン症候群に分類されるかもしれません。

彼はその特性を周りに利用されているのではと感じました。
記者や医師との会話も、講演会での質疑応答も、相手のセリフと自分のセリフをすべて記憶していれば可能ですよね。ちょうど百人一首のように。

自閉症で執筆活動をしている方は国内国外問わずたくさんいらっしゃいますが、彼らと東田さんとの一番の違いは、
彼らは「高機能自閉症と診断されている」というところです。つまりIQが正常圏であると診断が下されているわけです。
人前で健常者と同じように話すことができるし、テンプル・グランディンのように学者になれるレベルでなくとも、少なくとも高校への進学や就労はできています。
東田さんはずっと知能検査で測定不可能となっていたそうですし、小学校は親の付き添いが必要で、学科試験のある高校へは進学できませんでした。

彼に二重人格のような二面性を感じる人もいるようですが、それが顕著だと思う例がありました。
東田さんが講演に来た福祉施設の理事長の方のブログによれば、彼と対面した際、

>直樹さんはこちらをちらりと見て後はそっぽを向いて、私が挨拶をしても反応なし。

という反応だったようです。講演の舞台上ではしっかりとした挨拶をしているにも関わらず。
ここで都合よく、自閉だから対人が苦手で~とすることもできますが、あれだけ知性的で人を思いやれる文を書く東田さんが、講演先の方相手に「挨拶なんか必要ない」と判断するものなのでしょうか。必要だと思うなら、文字盤を用意しておいて、それで挨拶すればいいわけですから。
Posted by kyu(長文すみません) at 2015年12月05日 01:54
講演会にも行きましたが無理がありました。
Posted by とよ at 2016年11月11日 18:39
記事内容に関して、というより筆者様に関してですが

>……以上が真相であろう、と私は推定する。
>( ※ といっても、ほとんどは専門家の受け売りであって、私の独自の見解ではない。)

とするのは逃げ口実ではないでしょうか。
書くだけ書いておいて、しかも自分で「推定する」と書いておいて、ご自身の見解ではない、というのは記事執筆者として責任放棄では。
Posted by はい、先生! at 2016年12月11日 23:40
NHKスペシャルの最新作をご覧になられましたか?文字盤やパソコンを用い、母親の手助けや指示は一切受けず、ご自身で気持ちを言葉にされてましたよ。文字盤を指でなぞる際も、ランダムになぞっている訳ではなく、発せられる言葉と連動していました。
あーうさんくさい記事
Posted by 通りすがり at 2016年12月15日 22:14
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