si 「嵯峨野落柿舎を望む」
夕焼けの名所や富士山などのポイントには景色を撮ろうと三脚が所狭しと並んでいるのに出会う度に思いだす。
美しい写真であるが、どこから見ても絵葉書のような似たりよったりの風景になる。
一寸視線を変え、そのものを撮るより、そのものの一部を造形的に切り撮る・・・発想の転換で自分しか撮れない写真、心に響く写真を追い求めている己であるが、中々撮れない。
モノを深く見詰め何を感じたか、そのものの命が見えてくる瞬間が勝負だ!