オーディオ再開!レコードで音楽を楽しもう

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謎のアンプ FoB SD05 でWEサウンドを・・・

2017年02月02日 16時41分44秒 | オーディオ

SOUND DESIGN社のフルデジタルアンプ


SD05と言われてるアンプ



一部の熱狂的なファンに支持されている謎のアンプだ




手元にあるのはSD2005X02と書かれている

たぶんこれがシリアル番号だと思う



この謎のアンプを調べたところ




このアンプを設計した石田氏は、SONYに在籍してデジタルアンプやCDプレーヤーの設計をされていた方とのこと

残念ながら石田氏は2013年にお亡くなりなられたそうです。





サウンドデザイン社はSONYを退社後立ち上げて、

SD05アンプは2005年から2009年くらいまでの間に



当初、100台の製造を予定されていたそうですが、


最終的に200台が製造されたそうです




謎のアンプである理由は4年間で200台しか製造されなかったその台数の少なさでしょうか



部品を厳選してコツコツと作られていたようである








手元にあるのは最初期モデルのようです




入力はデジタル同軸が2系統、光とコンポジッドの計4系統、それとアナログ2系統の入力を備えている。

これらの入力はオーナーの要望で何パターンかあったらしいい





出力は100Wとのことで




いわゆるプリメインアンプと言っていいのであろう

当時国産アンプに興味のかなかった私は



SONYのアンプの音はあまり聞いたことがなかったので、SONYのデジタルの音と

SD05の音がどう違うのか、わかりません





大昔のSONYと、言っても「F」の時代はなんとなく覚えているが、固く角のある、よく言えば切れ味のある音?・・・40年近く前の音だから・・・




まあ、そんな印象だったが





SD05の音質は意外に柔らかい

固さがないと言えばいいのか、クリアーな音でありながら角が尖っていない音





フルデジタルアンプと言われるこのアンプ

デジタルアンプというと、私は音に角があるイメージだが

このアンプは聞きやすい






技術者が理想の理論だけで作ったのではなく




設計者は音楽を奏でたりしていた方なのであろうか

私が言うのもおこがましいが、




音楽性があるアンプというか






演奏の雰囲気を演出できる力を持っているアンプである。


音の特色はあまり無いというか、言い表しずらいが




基本はやはり無色透明と言ったほうが良いのであろう







今回は、手持ちのWE755Aとマーチンローガンの異色の比較で聴いてみたわけだが




スピーカーのトータルバランスでWEのほうが良く鳴っているが





無機質なこのアンプに似合う音色は、やはりマーチンローガンなのであろうか






というか




このアンプはたぶんあまり高能率のスピーカーは考慮していない気がする


高能率のスピーカーだとちょっと広域のピーキーなところが顔を出す




WE755とは
インピーダンスも合わないのかな?



WE755の高域のおいしいところが薄れる

無機質なWEサウンドは、やはり何か足りないものを感じてしまう



WEサウンドには熱が必要なのかもしれない



WEサウンドはやはり






”触るなキケン”



こう忠告があるアンプが似合うのかもしれないですね

(笑)








やっぱりこの熱を全く発しないSD05アンプは


今どきのちょっと能率の低い、B&Wなどのスピーカーと合いそうだ






もちろん純正とも言っていい組み合わせの


PSD社製のスピーカーとは相性抜群である。





何度も聴かせて頂いたが


抜群のサウンドステージでを奏でる。





今更だが、そこのアンプの作るサウンドステージは一聴の価値ありですよ

埼玉のPSDでは、ログハウス視聴室でいつでもこのサウンドが堪能できます、


予約をすれば、いつでもKOとのことですのでぜひ足を運んでみてください。







200台しか製造されなかったこの希少なアンプを

今回使わせて頂き誠に光栄です。




まだまだ巡り合えない名機が、巷にはたくさん潜んでいるのでしょうね

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