神々が宿るといわれる熊野の山々から流れ出る水は古座川へと・・・そこには自然の創造物の一枚岩が・・あっと驚く大きさです。その岩には摩訶不思議、海と山の魚が生息し、北しか育たない植物と南の植物がひとつ岩に生え・・「調和」「共生」と大自然の法則を表現している。・・・1枚岩に手を翳すと霊気が降り注ぎ、鈍感な花子の手の指先さえジンジンしてくる。南方熊楠や司馬遼太郎が愛した古座の里・・この1枚岩の前で案内人がほら貝を「ボーボー」と鳴らすとその音は周りの山々にこだまする・・暫くすると野生の小鳥たちが一斉に啼き始める・・それは不思議な瞬間です。古座川の1枚岩は悠久の時の流れをじっと佇んで眺めているようにおもわれ・・これぞ世界遺産に登録されるに値すると感動した花子でした。
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