皆さん、こんにちは
リポーターの西野です
テーマは『地域おこしがんばっています 馬籠の魅力発見と地域づくりをお手伝い』
今回は中津川市馬籠で地域おこしをがんばっている「地域おこし協力隊」の植田隊員にお話しを伺ってきました
植田さんは埼玉県の出身で2012年6月から活動をしています。普段は馬籠の観光案内所で活動しながら観光協会や環境整備などの地域活動のお手伝い、地域づくりのための観光、そのための橋渡しと「場」づくり、体験交流型プロジェクトの企画、座談会開催などをされています
植田さんは「地域おこし協力隊」の活動をする前から地域貢献の仕事をしたいと考えていて、地域おこし協力隊のホームページを見た際に、学生時代に何度か訪れたことがある馬籠で活動を募集していることを知り応募したそうです
植田さんが感じる馬籠の魅力は、“栗きんとん”という美濃の文化と“信州そば”“わら馬”といった『美濃』と『木曽』の文化や人が交差するところだということです
植田さんが、活動していくなかで感じている課題は観光協会のお手伝いをしながら限られた活動資金のなかで協力隊らしい活動、成果をいかに出していくのかということで、
そのために、もっともっと地域の方々とお話し、周辺地域の方々とも交流を深め、仲間、理解者を増やしていきたいそうです
今後の馬籠について、たくさんの方が観光に来ている一方、観光以外の農業や産業、自然、文化を観光とまじりあわせて地域循環型の地域づくりのための観光に取り組んでいきたいということです
馬籠にはたくさんの外国人が訪れ、宿場の古い日本の風景にも感動するが、峠のハイキングや山の自然にとても興味をもっているそうです。一方、日本人の多くは宿場の観光だけする方が多いということで峠のハイキングや馬籠の自然にも興味をもってもらえるようにしていきたいそうです
そのために、植田さんは地域の文化や産業に関連した体験交流イベントの企画を行ったり、馬籠の自然を体感できるイベント、あるいはウォーキングの充実に貢献していきたいと考えているそうです
今年、残り2カ月半の期間に馬籠で開催するイベントとして10月、11月は「恵那山麓博覧会 えなか」というイベントがあり、中津川・恵那で豊富な60の体験交流プログラムが開催されます
植田さんは馬籠で「わら馬づくり」や写経体験など4つのプログラムを企画しており、参加者はいつもの宿場観光では味わえない新しい馬籠が発見できるかもしれないということです
この「えなか」には地元の人にも是非、参加してもらいたいと植田さんは話していました
11月9日~17日には今年で3回目になる「中山道馬籠宿場まつり」が開催されます開催中、毎晩「島田公園」の紅葉をライトアップし土日夜には「あんどん」を並べるあかり街道も2年ぶりに実施するということです
恒例となった「皇女和宮降嫁行列」は11月10日午後開催で、今年は同日午前に落合宿でも実施されます
最後に植田さんは『馬籠というと馬籠宿の約600mの宿場町が観光の目玉であることはいうまでもないが、その他にも馬籠峠、峠の集落を通り妻籠へと続く中山道、山の自然など魅力的なものがいろいろあり、そういった魅力もどんどん発信していきたい。Facebookのファンページなども開設しているので探してみてほしい』と話されていました
馬籠観光案内所
0573-69-2336
以上、西野靖浩でした