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自分の住んでいる「甲府」、出身地である「大月・猿橋」、そして自分と関係のある人々の故郷に関連する出来事を綴る場所。

2016-58|麻井宇介セレクション④ワインづくりの思想|麻井宇介

2016年12月31日 | 
2016-58|麻井宇介セレクション④ワインづくりの思想|麻井宇介

サトーおすすめ度★★★

2015年6月発行

著者略歴。
1930年東京生まれ。東京工業大学卒。1953年大黒葡萄酒入社。元メルシャン勝沼ワイナリー工場長、山梨県ワイン酒造組合会長、国立民族博物館共同研究員。2002年6月逝去。
日本のワインを学ぶのであれば、麻井宇介氏を抜きに学ぶことはできない。私たちも良く知るメルシャン勝沼ワイナリーの工場長として山梨のワインの発展に貢献しただけでなく、民俗学的観点からワインの歴史や東西のワイン文化の違いなどを明らかにしてきた功績はあまりにも偉大だ。
本書を読むと著者の紡ぎ出す言葉がズドンと読者に届く。①から④までのシリーズ本ではそれらの言葉を記しておきたい。

・銘醸地はこうして、高い志を持った少数の人たちの努力の上に築かれていくものなのだ。
・コピーの思想から、いつか独創変態脱皮しなければ、すでに在る銘醸ワインの向こうを張ることはできない。
・風土とは、気象や地質のごとき自然を意味するのではない。その土地の自然に働きかけて、人間の営為がつくり出すものをいう。

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