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黒ひげ危機一発ゲーム(初代復刻版)・トミー(タカラトミー)

2007-09-09 21:08:05 | 玩具・雑貨

 これは、黒ひげ30周年を記念してトミー(タカラトミー)より2005年に発売された『黒ひげ危機一発ゲーム(初代復刻版)』。30周年ということからも分かるように『黒ひげ危機一発ゲーム』は1975年より発売され、現在でも様々なバリエーションを生んでいるベストセラーの玩具です。ある意味『トミカ』とならんで、トミーを代表する玩具だともいえるでしょう。現在でも発売されていますからそれほど懐かしいという感じはしませんが、ある意味定番ともいえる玩具ですから、ネタとして取り上げてみます。


 有名な玩具ですから説明するまでも無いのですが、海賊が閉じ込められている樽に一本ずつ剣を刺してゆき、一箇所だけ当りとなる穴を刺した場合に中の海賊が飛び出してくるというゲームです。有名なトリビア(というほどでもないですが)として、最初のオリジナルルールでは、飛び出させたものが負けでなく、勝ちであったというものがあります(縛られている縄を切って助け出す設定)。現在では、公式に遊ぶ人の任意で決めてよいことになっているそうですが、初代復刻版の箱裏には、しっかりと“飛び出させた人が勝ち”と記されています。また商品名が“危機一髪”ではなしに、“危機一発”であるということがあります。正確には“危機一髪”が正しく“危機一発”は誤用だそうなのですが、商品名としてはこれで正しいのだそうです(ちなみに映画『ドラゴン危機一発』もこちらを使っています)。危機一発表記にした訳は、開発者がインパクトを求めた結果あえてこちらを選んだ、とどこかで読んだような記憶がありますが、ちょっとソースが見つかりませんでした。商標上の関係でこちらの表記にしたという話もあるようです。ただ30年以上も経過して定着した玩具ですので、ググルとどちらでも問題なく公式サイトが出てきます。


 箱より出したところ。樽と海賊フィギュア、剣とシンプルです。


 樽。黒ひげ危機一髪のロゴがレトロ。


 剣。多数で遊ぶことを想定してか4色。


 海賊。復刻版では髭も少なく、ちょっとかわいらしい感じ。

 これは長い期間定番として売られている商品ですから、様々なバリエーションが存在します。現行ものは、まず基本となる『元祖黒ひげ危機一発』、松崎しげる氏の音声でしゃべる『ジャンボ黒ひげ危機一発! ゆれタルしゃべっタル』、剣の代わりにコインを使う『黒ひげ一発千金ゲーム』、映画パイレーツ・オブ・カリビアンとコラボした『黒ひげ危機一発 パイレーツ・オブ・カリビアン』などがあり、雑貨等を扱うトミーのグループ企業オムニクル社より、キーホルダーやミニチュア版などが発売されています。これ以外にも2005年に名称をめぐってニュースにもなった『黒ひげ危機一発 レイザーラモンHG VERSION』、スターウォーズとのコラボ『ダース・ベイダー危機一発』、『R2-D2おしゃべり危機一発 』、ディズニーとのコラボ『ミッキーマウス危機一発』、『くまのプーさん危機一発』、任天堂とのコラボ『スーパーマリオ危機一発』などが存在します。また復刻はされませんでしたが、同じくトミーの『ポケットメイト』にもミニゲームとして登場していました。また、これは日本だけでなく、実は欧米などの海外でも結構有名な商品なんだそうです。アニメ等のキャラクターに頼っていない、シンプルな仕掛けの玩具ですから、どことなく北欧などの素朴な玩具を連想させる部分もあります。


 これに関しての思い出としては、自分で実際に所有していた記憶はありません。団地などの友達の家にいったときに、他のゲームなどに飽きた時にちょこちょこっといじって遊んだような記憶があります。それほど熱中して遊ぶようなものではありませんから、大抵の人の思い出もそのような感じではないかと思います。写真のものは初代復刻版なのですが、あらためて初代版をみると、凄く小さくてシンプルなものに感じます。海賊のひげも少なく、箱などもさびしい感じです。しかし、今となってはそれが逆に新鮮で、レトロな置物としても使えそうないい味をだしてます。




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