とうとう輪行袋が擦れて綻んできた。
この輪行袋は直江津集合に初めて参加するときに買ったやつだから9年間も使い倒したことになる。
オーストリッチのL-100という軽量タイプで、輪行袋としては高い部類だけど、これだけ使えれば文句ない。
3度くらいの使用でファスナーが壊れて使い物にならなくなったコクーンとはえらい違いだ。
L-100は自転車自体はストラップで吊って運ぶ造りであり、穴が開いたところで持ち運びに支障がでるわけではないのだけど、そろそろ買い替えてもバチはあたるまい。
輪行袋の種類としては、L-100のようにエンドとサドルが接地する縦型、サドルとハンドルが設置する横型、コクーンのような前輪外し型というものに大別できる。
前輪外し型は収納サイズが大きすぎるから乗る列車によっては、肩身が狭い思いをする。ある程度周囲に気を遣おうという人間にとっては、それほど混んでない列車に限ってのみにしか使えないということだ。
横型であればエンド保護金具は必要ないし、高さがない分、階段での持ち運びで自転車を段差にぶつけることも少なくなるはずだ。しかし、ぼくのフレームサイズだと、新幹線普通車の2列シートの背面に収まらないし、列車内での置き場所に制限が大きくなる。
で、多少袋詰めが面倒かもしれないけど縦型を継続することとした。
ファスナータイプは、ファスナーが壊れた時に面倒だから却下、とかしてると、結局L-100になった。
9年たって同じもの買うとは思わなかったが、中締めベルトのバックル形状が変わったようだ。
で、使い倒した袋はどうするかというと・・・
生地をあてりゃ、まだまだ使えますねぇ。
本当はボロ傘の生地がありゃ良かったんだけど、欲しい時に限って無いから、軽くて丈夫そうってことで不織布(一昔前のCD-Rの袋だけど)をあてちゃいます。
底だし適当でOK。
修理するなら新品買う意味あったの?ってな気がしないでもないけど、とりあえず今後もぼくの輪行袋はL-100ってことは間違いない。