愛染かつら

　夏を代表するようなノウゼンカズラの花も、近くで見ると大した綺麗な花でもありません。しかし大勢で咲いているのを遠目で見ると、鮮やかだし「なづっ！」って気がして、私は好きなんです。

　祖父がこの花を「愛染かつら」と教えてくれました。当時、結構流行っていて歌は良く覚えています。何なら歌いますか。♪花も嵐も、踏み越えて・・。

　多分祖父はノウゼンカズラは知っていて、覚えやすく「愛染かつら」と言っていたのだと思います。おかげで忘れることもありません。この名前を１分ほど掛けて思い出した私は、まだ大丈夫なんでしょうか。