カメレオンの独り言

当分は漫ろ言の漫ろ歩き、頭に浮かんだ事柄を挿絵と写真と下手な文で綴ります。色々と間違い多いですがご容赦を。

カメレオンの独り言-1708 『熱にのたうつ我が身を眠りに誘う冷たく深き夜』

2016年10月17日 | 日記





2016年10月17日






何でも中途半端に浮くってのはしんどいね。辞めるなら辞めるでハサミで切ったように辞めたいのにけじめがない。

そんなの考えながらボ~としてたら中3のおませな女の子たち三人娘が帰って来た。

なにやら三人でケタケタ笑ってご機嫌にしてるよ。屈託のない年頃なんかねえ? 何故か今日は、合わせて笑い続ける元気が出てこないよ。





ちょうど、新聞配達のおじさんが現れて、毎度のようにねこなで声で相手になってる。任せておこう、気分は身体の中でネバってる。

このまま、流されていていいのかね? 強引に動いて波を起こすべきかも知れん。真冬の引っ越しなんて避けたいね。

目の前でおじさん一人喋ってる。喋ってるのに三人娘は背中向けて知らん顔、ちょっとは相手になったれよ。





「★★ちゃ~ん、バイバイ」って声で、おう、帰るんかあ?「う~ん、飴ちゃんありがとう」って三人娘が手を振って帰って行ったよ。

おじさんが、「★★ちゃん」 ええ? 「今日はな、南を歩いて来たで」 ほおう、どやった? 「歩きすぎて疲れたわ」 お互い、歳やなあ。

「しかし、★★ちゃん、おらんようなったら寂しいなあ」 そんなことあるかいな、また、新しい人が違う空気を流してくれるよ。



















「いやあ、おらん」 おるわいな、其れが世間や。「わしは、長い人生、いろ~んな人と出会って来たけどな、あんたみたいな人はおらん」

「わしは、こんなんやから、こいつって思ったら口利かん、ガキでも、筋の通らん奴はスカン、知らん顔や」

「そんな奴ばっかしや、あんたほど続く人はおらん」 おっちゃんは一匹狼やからな。「そや」 これでもな、おっちゃん、オレも一匹狼やで。





「うえへっへへへ」 見下しとんな? 其の笑いはなんや? 「★★ちゃんは、人が好すぎる」 好すぎる一匹狼やがな、犬にもなるで。

「そんなん、ホンマもんの一匹狼とちゃうで」 ああそう。 「★★ちゃんは」 指と指の隙間狭くして 「ちょっと、やなあ」って笑ってる。

どうしようもないほどの一方通行気質(かたぎ)の一匹狼が、僅かな時間、犬になって尻尾振って笑ってる自分に気づかない。





でも、此の人は、オレよりは、たしかにホンマもんの一匹狼かも知れん、とは思うね。「ほなら~★★ちゃん、行くわ」 おう、ご苦労さん。

其の場の空気を破って捨てても己を通す、敵が増えようが山になろうが知ったことではない、自分一途で生きていく、強い人だね。

どいつもこいつも不完全燃焼で空気は悪いわ、冷たいわ、気分は滅入るわでは、身体に悪い。笑ってもたせて燃焼誘ってその場を温める。





意図する訳ではないけれど、みんなが心地よくなると思うけどね。そんなのは一匹狼から外れるのかね?



















オレは、苦しみは顔に出さない積りでいる。泣きたいような気持になっても笑って誤魔化す。そいで、いつしかホントに笑ってる。 

「おかしいんとちゃうか?」 苦しみに真面目にしがみつくな、笑い飛ばして蹴散らせ。顔も見たくない。ここらは一匹狼の雰囲気だよ。

「何処がやねん?」 笑いで消化しきれない不安や苦しみは夜中に襲って来るよ。深夜、目覚めて独り考える、





独り考えてると、それは化け物のように増幅して全身が熱噴いて暑くて堪らなくなる。絶叫挙げたくなるほどの思いを押し殺して

ふう~って息を吐くんだね。火照った身体を冷気が冷ます頃、寝返りうって横向きに丸くなったら眠ってしまう。そうして闘うんだよ。

コツはね、最初は熱で掛布団を跳ね除けていても寒さなんか感じない。徐々に落ち着いてくると冷えてくる。とことん冷やすことだね。





其の頃になると、跳ね除けた布団を被って潜り込むようにして丸くなれば睡魔が優しく包んでくれるよ。

苦しみや不安なんてのは、たしかに真面目に向き合わないと落ちないってところも無くはない。だから、夜中に独りでもがき苦しみ闘えばいい。

朝、目覚めたら嘘のように忘れてる。奈落に引き込むような苦しみは、夜明けを怖れるドラキュラみたいに消えちゃってるよ。





「夏は?」 汗びっしょりだよ。「クーラーは?」 扇風機でいいんだよっ。「睡魔は?」 苦しみ疲れたら知らん間に寝とるっ、馬鹿め。



















考えたら、オレは夜中に自分を創ったかも知れないよ。遠い昔から繰り返して闘い通した夜中に本当のオレが居るみたいな気がするよ。

「それも朝になったら忘れて生きてきたのか?」 人の言葉の上げ足とって愉しいのお~? しかし、そうかも知れんねえ。

爆睡できる夜中は安寧の日々なのかねえ? もし、そうなら、今は、それなりに幸せなのかも知れない、夜中に汗かくときが少なくなったよ。





「昔から爆睡するタイプだったんだろ?」 総体的にはね、だけど、オレの人生は、過酷に働くばかりが多過ぎて寝なきゃ身がもたんよ。

そんな中で、深夜に目覚めてもがき苦しんで、朝、早くから働きに行く。働くことに美徳を感じる奴の気が知れんよ。拷問ではないか。

「おまえの人生に快感なんてあったのか?」 あったよ、パチンコの終了の鬼だった。終業間際のパチンコ荒らしに快感があった。





「そんなんじゃなくて生きる喜びってやつだよ」 苦しみや不安のドツボでも、人は笑ったりふざけたりする時間はあるよ。

テレビの歌番組に夢中な時間もあった、映画に夢中の日もあった、釣りにも夢中の日もあった、生きてる実感もあった。

あった、あった、あったけれども苦痛と不安の中にあった。自分の愚かから端を発してそうなったって意識が強いから誰をも責めない。



















だから、受けて立つって決めた。己の愚かが償却できるまで逃げはしない。卑怯な男にはなりたくない。

オレが、なんでもよく笑うのは、苦しみの裏返しかも知れないと思う時があるよ。暖かい笑いが好きだよ。

安心して笑える時が幸せだよ。だから人が幸せにしてる姿が好きなんだよ。甲斐性はなくても守ってあげようと思えるんだね。





未だに償却できずにあの世へ逝くなら逝くがいい、彼の世で残りを始末する。
































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