カメレオンの独り言

当分は漫ろ言の漫ろ歩き、頭に浮かんだ事柄を挿絵と写真と下手な文で綴ります。色々と間違い多いですがご容赦を。

カメレオンの独り言-1882 『滑りが悪いと油も乗らん』 「調子が悪いということか?」

2017年10月15日 | 日記





 2017年10月







天気の週間予報は曇り雨マークで埋まって灰色だね。気温も予報通りなら20~22度辺りをウロウロしてくれて結構なんだけど

天気が悪いと散歩に出ることもないから下がろうが上ろうがどちらでもいいんだけどね。

雨らしい雨が降り続くとベランダに振り込んでくるのが迷惑だよ。オレの憩いの場所が濡れるから煙草を吹かす場所に困るんだよ。





さて、今日は何を書けば、あっという間に仕上げることができるかなあ? 「そんなに上手くはいかんだろ?」 あっ。「なんや?」 

終わり。最高だろ? 「くっだらない」 話しなんてのはね、板を斜めに立てかけて水を流せば始まるもんさ。

「やって見ろ」 おまえが立てかけろよ。「お安いことだよ、ホレ、板の上を水が斜めに落ちてるぞ」 もう少し斜めに緩く流してごらん。





「こうか?」 そう、程よく滑るようにして流れ往くね、いい按配だよ。ひたひたと静かな音色がこころを洗ってくれるようだよ。

「そいで?」 濡れた板を優しく包むような水は一枚の帯のようにも感じられる。 「う~ん、そいで?」 

ひたひたと舞うような優雅な音色に耳を傾けつつ・・・「そいで?」・・・・「こら、おっさん、寝とおるやないかっ?」





いやいや、むにゃむにゃ、「なにが、いやいや、むにゃむにゃや」 穏やかに、穏やかに、こころを添わして聞くがいい。

夢の中は、きらびやかに輝く星屑たちが天空を覆い尽しています、きらめく星座の物語も聞こえます、夜の静寂の、なんと饒舌なことでしょうか。

「おまえ、それ誰か云うてたように思うぞ」 ジェットストリーム 皆様の夜間飛行のお供をするパイロットは私、城達也です。





「わざわざ板に水垂らして居眠って人の詩ちょろまかして、なにが城達也ですや」 すまん。記憶にある部分を緊急継ぎ当て細工だよ。




















浮気して今昔写真の画像を開いて目を皿のようにして探しまくったけど目的地には到達できなかった。

フイルム写真家は、もっと気合を入れて角度を変えた被写体を撮ってて欲しかったよ。同じ角度で撮るから、皆、一緒だよ。

前方があれば後方もある、東もあれば西もあるじゃないか。下から上から隈なく撮らねば撮った内には入らんぞ。 





労を惜しんではいけない、恥を厭うてはいけない、どつかれても蹴られても撮る、そういう写真家はおらんのか? 「おまえが撮れ」

もう、疲れ果てて欠伸(あくび)の連発だよ。目の焦点が狂って寄り目になってるんじゃないか? コソ泥稼業も楽じゃないよ。

こらあ、あかん。ベランダに出て煙草に火を点ける。ふう~と吹かして見上げれば、どんより雲が覆って白けた空だね。





よし、雨が降るやも知らんけどケツのポケットに折り畳みの傘差し込んで軽く散歩でもしてくるか。気温は20度、涼しいね。

いつものコースをのんびりと汗をかかぬように歩いて一回りして帰って来た。額に汗が滲んでる程度かね。

ド汗かかなかったら楽だね、腕立て伏せやシャワーやってバタバタせずに済む。気温も下がったことだし、此のペースで散歩しよう。





パソコン点けたままボ~としてんだけど何も話のネタが浮かんで来ないね~。なんでかねえ? 矢鱈、欠伸が出るよ。




















昨日も、いまいちノリが悪くて写真で逃げたね、此の調子だと、今日は何で逃げようかね? 

ああ、そうだ、黒のGパン履いたままだからモンベルのクリマプラス200 ジャケットを羽織って全体像をチェックしてもいいなあ。

恰好好いのは周知のことだから、今更、馬鹿々々しいけど色合いなど見てみようか。 「ホンマに馬鹿々々しいね」 誰も見てないよ。





なかなか好い色合いだね、まだ、ジッパーのスライダーにラベルをぶら下げたままだよ。WARNING、注意ってことだね?

「素材の性質上、摩擦で毛羽が抜け落ちることがあるから毛羽が付着したらブラシで取り除いてね」って書いてある、なるほど。

うん、極まってるね、素晴らしい。まるで男前だね。 「云いたいこと云うとけ」 ちょっと、待てよ。





フローリングに紙を敷いてと、コンバースを履かないとね、全体像が見えない。これでどうだ? 極まったっ、バッチシだよ。

姿見がないから自分で自分を見る。視界に入ってる自分は素晴らしい。洋服タンスの扉の裏に鏡がある。

サッと見る。ワッ、見なきゃよかった。 「ざまあみろ」 光線の具合で薄い頭髪がまばらでしか無いではないかっ? 「若草山やね」





風呂場の洗面の前の鏡では、こんなに酷くはないぞ。茶瓶ではないかっ。「クリマプラス200 ジャケットは?」 どうでもええっ。




















ショックで返品したいわ。 「男前ともお別れやね」 完璧な爺に為れ果てたか、いや、待てよ。「どうした?」 忘れてたよ。

こういう日も、もう、遠い話ではないことは解っていたから用意万端だよ。「カツラか?」 馬鹿者っ、茶瓶に貼り着けて被るんか?

ニット帽だよ、隠しアイテムだよ。「あっ、持ってるんか?」 安もんを買ってたけど似合わないだろうから被ってない。





まあ、そうだね、よしブラックで極めたるぞ、サッ、鏡で見るっ、アッ、米海軍特殊部隊のネィビーシールズ隊員みたいではないか?

もしくは、米陸軍特殊部隊デルタフォースかグリーンベレー其の者ではないか? 想像してたより似合ってるねっ。

恰好好いんじゃないか?  「外で脱いだら?」 脱がなきゃいいんだよっ。 「茶瓶にニット帽貼り付けたらいいんだよ」 云うとけ。





しかし、オレが茶瓶になるなんて死ぬまで無いと思ってたけどね。この際、頭髪短くして薄毛に慣れた自分に親しんでおこうかなあ。

短い髪も嫌いじゃないけど似合わないと思い込んでたからなあ、もう、こうなって来たら似合う似合わない関係ないな?

そういえば、もう1年になるかな、いつも事務所に寄り付いてた中三の三人娘の一人が 「ハゲ、ハゲ」って、面白おかしく云ってたよ。





でも、色白の可愛いおませな女の娘(こ)は 「★★ちゃん、禿げてないわ」って、救ってくれてたよ。器量の好い娘は心も優しいんかねえ?

其れに引き換え、あのカニコは口が悪かったよ。「カニコって誰や?」 「ハゲ、ハゲ、臭い」って云う娘(こ)だよ。

みんな、どんな娘さんになって行くんかね? もう、あれから一年が目の先だね。 





いつも一緒だったぶっきらぼうな彼女は、オレの頭見てどう云うだろうかね? 「ニット帽、ずっと被っとき」 そうしようか。


































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