まるたんのSpaceOdyssey

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ずさんな管理

2017-06-10 22:48:04 | 災害

 

事故は、放射性物質を収めた容器を作業員が開けたところ、内部の袋が破裂して5人が被曝した。

 事故後に撮った写真は、容器を置いた作業台の前の床に黒い粒が散らばる様子をとらえていた。

容器には粉末状のプルトニウムやウランが入っていた。原子力機構は黒い粒の調査を検討している。

日本原子力研究開発機構は9日、東京都内で記者会見し、大洗研究開発センター(茨城県大洗町)で起きた

被曝(ひばく)事故の現場写真を公開した。作業員がいた室内の床などに複数の黒い粒が写り、

同機構は「飛び散った放射性物質の可能性がある」と説明した。室内の床からは1平方センチ当たり最大55ベクレル

の放射性物質が検出され、広い範囲に汚染が広がっている恐れがある。

同機構の児玉敏雄理事長は「原子力のプロ集団として

あり得ない事故を起こした」と陳謝。

 貯蔵容器は1991年に封印され、以降26年間、未開封だった。

 施設は74年に設置。毒性が強いプルトニウムを扱っていたのは、「夢の原子炉」と言われたもんじゅの

新しい燃料を開発するためだったが、もんじゅはナトリウム漏れ事故などで稼働実績がほとんどなく、燃料需要は低かった。

 研究棟は役割を終えたとして2013年に廃止が決定。もんじゅもその3年後、廃炉が決まった。

 今回の事故の背景には、機構のずさんな管理があったとみられる。

 原子力規制委員会は今年2月、機構の複数の施設で核燃料物質が保管すべきではない場所に

長期間置かれていたとして、改善を求めた。被ばくした作業員は、こうした管理が不適切な核燃料物質の保管場所を探していたという。

 事故はずさん管理の「後始末」で起きたともいえる。もし機構が核燃料物質を適切に保管していれば、避けられた可能性が大きい。

 安全管理でこれまで何度も問題を起こし、規制委から安全軽視の姿勢を繰り返し指摘されている。

 もんじゅでは約一万件の点検漏れが発覚。機構は反省を口にしたが、その後も新たな点検漏れが次々と見つかり、

規制委から「資質なし」と勧告された。

 使用済み核燃料の再処理施設(茨城県東海村)でも、放射性廃棄物を詰めた大量のドラム缶が敷地内に雑然と積み上げられ、

中身が分からない容器さえある。

 今回事故が起きた大洗研究開発センター内にある高速実験炉「常陽」の再稼働を申請した際には、

原子炉出力を本来より低く記載し、規制委から改めるよう命じられた。地元対策を簡略化して、早く再稼働させるためだった

法令に基づいて19日までに事故の原因や対策を原子力規制委員会に報告することなどを説明した。

再稼働ありきで続々原子炉が安全を認可されているが、本当に安全なのか、こんなずさんな管理では、また、事故が続くだろう。

もう原子力は人間の手に追える相手ではない。即刻廃炉にするべきだ。

 

 東京新聞を参考

 

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