なないろスケッチ

アート・写真・食べ歩き・ワンコ・・・
これといったテーマもなく
日常の「ステキ」を気ままにつらつら♪

キャラクター誕生の裏話

2015年03月20日 | リレー・フォー・ライフ






原点回帰の作業メモ

2007年1月 
当時私は家からほとんど出ることもなく先代ワンコの闘病と向き合っていました
がんでした
薬を飲ませようとしたら初めて牙を剥き拒否し 食べたモノはすべて戻します
それでも排泄の時は力を振り絞って自分からトイレに行き粗相をしたのは1回だけでした
どんどん痩せていく体・・・
それでも弱音を見せずじっと穏やかな目で「その日」を迎える覚悟をするワンコを静かに見守るしかできない日々
その姿をできるだけ記憶に残しておこうと夢中でスケッチしました












でもその時間は今思えば とても親密で満たされた時間だったのです




1月16日
ちょうどその頃関わっていたチャリティーイベントの実行委員MLで
「イベントキャラクターがあったらいいね  何か案はないでしょうか?」
という誰かの提案があったのを受けて スケッチブックの片隅に まさに「命」と「希望」を意識しながら直感で描いてみました



とりあえず「たたき台」としてのラフスケッチに
「星二つより イベントは夜を超えるという つまり朝~夜~朝 の意味を含めると太陽にしたらいいんじゃない?」
という反応があり「確かに!」と修正したのがこの原案
当時は「かんさい」でした



その後皆さんからの承認をいただき 希望の星と情熱(命)の太陽 =「ホッシー&コロナ」と名付けていただきました
もしこの時私がワンコのスケッチをしていなかったら 誕生していなかったでしょう


1月17日


帰宅したKも できるだけ寄り添っていました
PMBデータで拾うと この画像は旅立つ2時間前でした



1月18日 Kの誕生日に日付が変わった直後の旅立ちでした









結膜嚢腫とは

2014年12月26日 | リレー・フォー・ライフ


乳腺外科の1年検診に行く予定の月ですが
その前に眼科受診をしてきました
左眼の中にぷっくりビーズのようなオデキが出来て違和感があったのです

診断結果は「結膜嚢腫」とのこと
幸い良性の腫瘍とのことでした



点眼薬で治まらなかったら手術だそうです
眼に麻酔して切開して縫うとか・・・想像しただけでも嫌だなぁ


目薬で完治しますように


というわけで乳腺クリニックの検診は年明けて来月行くことにしましょう





心と外見

2014年11月29日 | リレー・フォー・ライフ





友人が誘ってくれた講演会に行ってきました

第一部の医師の話は途中眠くなったけど
第二部の患者でもあり美容ジャーナリスト 山崎さんの講演には自分の気持ちも重なり
共感する部分が多く話に引き込まれました

「心と外見は繋がっている」確かに!

最近国立がんセンターでもアピアランス支援に視点を置いているらしいということで
女性のがん患者にとってこれってとっても大事だと思います
患者であっても女性として美しく闘病すること
自分を振り返っても 外見で気持ちの作用が違ったと思います

山崎さんはこうもおっしゃっています

「お化粧はもとより 好きな色のネイルをすることも効果があります
自分の顔は見えませんが 爪は目に入る
だからネイルのおしゃれをすると当然目に入るから気持ちもUPしますね」

今日はたまたまピンクのネイルをしていた私
確かにそれだけで女子力がUPした気になって楽しいものです


講演のあと メイクの実践も披露してくれました
さっそく明日から「元気に見えるメイク術」やってみようっと


元気な外見でいることのメリット』
・元気に見える自分の姿に"大丈夫”だと思える。
・気持ちが明るくなり楽しいことをまた始めたくなる
・人に会いたくなる
・周囲は誰もがん患者とは思わない・・・家族や周りの人が安心する

元気な外見は前を向く勇気をくれる












私ががん患者だから「かわいそうに」「気の毒に」って近づいてきた人も何人かいる
でも そのうちやがて離れていった人も何人も
きっと可愛そうな気の毒な患者(私)なはずなのに 自分たち以上に意外と元気そうで幸せそうだからなんだろうな

これからも山崎さんの提唱してるように
元気な外見で前を向いて生きていきましょう





すいと~福岡(*^_^*)

2014年09月17日 | リレー・フォー・ライフ


毎年ずっと都合がつかず見送っていた 『RFLJ 福岡』にようやく参加してきました

Kの仕事の都合で ギリギリまで決行できるかどうか微妙な調整でしたので
当日の朝 とにかくマイカーに荷物を積み込んで西へ走ること約8時間
到着したのは夕刻でした
初開催からずっと関わっているはるちさんとも再会












がんでもいいじゃん♪ファミリーとMOMOチームなどおなじみのメンバーさんや新しい出逢いに長旅の疲れも吹っ飛びます






福岡の旅日記は後日(北海道の旅日記もまだだし・・)ゆっくり振り返るとして
さて昨日 義母の大腸カメラ診断結果が判り
残念ながら
義母も「がん仲間」入りしてしまいました
今や2人に1人 がんにかかる という確立を身近に感じます
本人はかなり落ち込んでいる様子ですので
これから患者先輩の私が支えていこうと思います




10年目に入っていました(^u^);

2014年08月01日 | リレー・フォー・ライフ




7月最後の日没



2005年7月26日にブログ開設してまる9年が経過
最初はRFLを呼び掛けてくれたシュウさんと繋がり またKにも勧められて始めたブログ
「ブログいいじゃないですか」とコメントくださったあの日が懐かしいな
とりあえず自分の生きてる証としての駄ブログですが
三日坊主で終わると思っていたのにすでに10年目に突入したおりました
振り返って見てみると いつしか通り過ぎて行った方
ずっと繋がってくださる方
途中で出会った方・・・いろいろですね

途中引っ越したのでアクセス数は「なないろスケッチ」の分だけですが

閲覧1,055,412PV  訪問者 253,578IP 

この数字は何処かの誰かが支えてくださっているのだと勝手に解釈するとして・・・
これからもパワーに変換して更新してまいりますのでどうぞよろしく

ボケでもツッコミでも コメントなど書き込んでくださるとなお喜んじゃいます
そこのあなた様 この機会に「見てるよ~」ひとことだけでもOKですので一度ご署名よろしく




その日のまえに

2014年07月03日 | リレー・フォー・ライフ

重松清原作ということだったのでひょこっと見たドラマ
「その日のまえに」
この原作は読んでなかったので
なるほど こういうストーリーだったとは・・・

私の周りの『その日』を迎えたたくさんの方々の想い出と重なる
ちょっと辛いストーリーだけど今夜の後篇も観ようと思う




Sさんと




Tさんと



あの日の手のぬくもり笑顔 そして生き様は
これからも私の作品の根底で生き続けていくでしょう



今年のRFL in 芦屋 記念ロゴデザイン




熊本のコルネ君と

2014年05月23日 | リレー・フォー・ライフ

旅は大好きなんだけれどワンコ姫と会えないのは寂しいのです
ワンコ禁断症状がぁぁぁぁ~~~

でもRFLくまもとではワンコのウオーク参加チームがありテンションが上がります



毎年参加されているという「アクロス」チームさん
お話を聞くJAHAという日本動物病院福祉協会が基盤のチームということでした



笑顔の柔らかい山城獣医さんがくまもとの活動のリーダーさんらしいです


徳島にこういう活動拠点がないか調べてみましたが・・・ない残念








コルネ君と1周歩かせていただきました
可愛い~~~!


閉会式の「高齢者参加表彰(?)」のタカノさん(81歳だったと思います)に付き添っていたワンコもこのチームでした





ワンコだってがんになるんだもんね

やっぱりワンコが好きだワン
うちのワンコ姫もセラピー犬になれるだろうか?

少なくとも私専任としては合格だけれどね


先日「盲導犬アトム」のニュースを何かで目にしましたが
人と動物が共存できる社会を私は信じていたいです








熊本は今日も晴れだった~♪

2014年05月20日 | リレー・フォー・ライフ

天気予報は下り坂とのことでしたが
RFLジャパンofくまもとの開催二日間は好天でした

昨年参加の予定でしたが叶わず
今年ようやくリベンジ
やったぁ~

実行委員のY川夫妻には大変お世話になりました
そして我がチームのフットワークの軽さは相変わらず
今回も北海道~関東~そして四国と全国から参集です

リレーウオークにチャリティー活動にワイワイ楽しかった
チャリティー金額は24時間で17000円
小さなことからコツコツです


サバイバーズウオークの前にチーム紹介です













こじんまりした白川公園の遊歩道をリレーウオークが始まります





様々なブースの中に私が以前から構想していたこんなコーナーが・・・いいなぁ





野点のおもてなしも













もちろん「サバイバーズトーク」もちゃんと真ん中に
「誰のための 何のための」RFLのイベントの主役は何か?しっかり軸がありますね





くまもと名物(?)竹のルミナリエです











くまもんにほっこり





Y川夫妻のテントで夜越えさせていただきました
テント内では細かい心遣いのおもてなしをしていただき
時間の経つのもあっという間

次の日のラストウオーク&閉会式の様子です








熊本はとてもぬくもりがあり居心地のいい開催でした
初開催から実行委員のSさんは手術直後との体調で心配でしたが
このとおりお元気そのものでメンバー全員一安心
笑顔で免疫力UPして治癒力もUPでしょうか




後片付けの後はもちろん打ち上げでさらに盛り上がったのでした









また次回も参加したいと思える熊本会場だったなぁ










嬉しかった事を振り返り(*^_^*)

2013年09月18日 | リレー・フォー・ライフ

今日は青空が広がって爽やかな一日です
先日RFLJ芦屋でチャリティー購入したTシャツが気持ちよく乾きそうです






この記念Tシャツも今年で7枚目
7年間デザインに関わっているのだなぁと、振り返ると感慨無量


長年実行委員をされているS田さんが歴代のTシャツを集めて記念フラッグを作ってくださっており
嬉しくて思わず直筆でキャラクターを描いてきましたよ
S田さんありがとう






思えばほっしー&コロナが誕生したのは先代わんこが亡くなる直前でした
あの時、こんなに皆さんに長く可愛がってくださるなんて想像しないまま
軽くさらさらとラフデザインしたのでした

コンセプトは
・親しみやすいゆるいイメージ
・幼児さんから高齢の方まで誰でも真似して描ける易しいフォルム
・思わず笑顔になれる表情


そして先日の会場でもあちこちで描いてくださったルミナリエに感動






















中でもちょっとウルウルしたのがこれ





受付のNさんと再会した夜、すぐに案内して見せてくれた手作り募金箱です

「小さい女の子がこの募金箱を持ってきてくれたんよ~」

今年の7周年バージョンのデザインを丁寧にお絵描きして作ってくれていました
この子に会いたかったなぁ



2006年当初、RFLイベントについてほとんど興味を示してくれず、それでもコツコツと地味に活動に関わってきたこれまでを思うと
何度も迷い傷つき立ち止まり、時には離れ・・・そんな道のりでした
日本初開催目指していた当初の仲間の中には、現状の開催理念に悲しく心を痛めている人も少なくありません
残念ですね
どうか単なるお祭り騒ぎじゃなく、自己満足じゃなく、本物の人の気持ちを大切に、と祈ってやみません


これからも私はほっしー&コロナの笑顔に深い思いを託して関わりを続けていくのでしょう









今年描いた私のルミナリエ 
何故かシールで下半分が隠れてしまった
父よ鈴代さんよ、ごめん・・・


原点回帰

2013年09月09日 | リレー・フォー・ライフ


3年ぶりに芦屋に帰ってきました。
7年前の原点がここにあります。
自分の立ち位置じゃない場違いな任命もあり冷や汗ものでしたが
シンボルタスキを手にするなんて初めてです貴重な思い出になりました
そして雨の中、自分の五感の反応に向き合いました。






帰りの高速バスの到着が1時間も遅れ、しかも久々に乗り物酔い
先ずは体力回復に努めます。




























おぶけた静岡

2013年04月24日 | リレー・フォー・ライフ

楽しみにしていたRFL静岡の参加。
かなり時間をかけて準備していたにもかかわらす、さて道中の景色など撮影しましょ、とカメラを構えたら
あぁ・・・・
やっちまいました
念入りに充電していたバッテリーを入れ忘れたのです
我ながら「おぶけた」

というわけで、ほとんど画像がありません


以下はi-pad と Kのカメラで撮影した画像で記録しておくことにします。




さて、ここはどこでしょう?
ホテルのロビーのような・・・




刈谷SAのゴージャスなトイレです
海外旅行のそれと比較したらそれはそれは「おぶけた」
日本ってすごい





帰りの浜名湖SAで出会ったワンコ君
1歳で体重55Kgとは うちの姫も「おぶけた」
セントバーナードは性格は穏やかです


さてこちらのわんこ兄弟も久々に再会しました。




弟のフォーチュンと兄のエリック




帰りはちゃんと運転助手しております





こちらは草薙駅でお別れしたしゅんさんの雄姿です
重そうな荷物に「おぶけた」




同じ駅でやまちゅんさんともお別れしました




この後時間に余裕があるチームメンバーと一緒に草薙の湯でゆっくりと疲れを癒したのでした。
お湯につかりながらの会話はサバイバー仲間ならでは、でした。

「あら、あなたの傷(手術跡)綺麗ね」
「あ、ほんとだ」
「みてみて、私もけっこう綺麗でしょ」
「言わなきゃ絶対誰も気付かないかもね~」
胸やら腹やら見せっこします

盛り上がる私たちの会話を周囲のご婦人たちは「おぶけた」のではないかしら
体の傷も心の傷も、人生長く続けているとそれぞれなんらかの傷を負って生きています。
皆で開きなおれば温泉だって怖くない気持ちになるから不思議。
今回静岡で出会ったご縁で、またキャンサーギフトが増えましたよ


RFLのリポートはヒデさんのブログでも画像が沢山なのでご紹介しましょう

あ、ちなみに「おぶけた」とは阿波弁で「びっくりした」という方言です。