サウジの王様の飛行機・・・２ （３月１５日 羽田空港）

こんばんは。

昨日はサウジの王様が乗った主務機のＢ７４７-４００をご覧いただきましたが、今日はまず副務機としてやってきた
Ｂ７４７ＳＰという大変珍しい飛行機をご覧いただきます。


国王を乗せたジャンボさんが出発してしばらくすると姿を現した短～～～いジャンボさん！

これがＢ７４７ＳＰという短いジャンボさんです。もう３０年以上前の飛行機なのですがこの珍しいジャンボはパンナムことパンアメリカン航空
がアメリカと日本を無給油で飛んでこられるジャンボをオーダーして作られたのが始まりだったと思います。
今では性能があがり日本から欧米は直行便が当たり前ですが昔は無理だったのですね。

２０年ちょっと前にかみさんを迎えに成田空港に行って早く着きすぎたので待つ間展望デッキでずっと飛行機を見ていたことがありました。
ほとんどがジャンボジェットだった当時、エア・チャイナのジャンボだったと思いますがなんだか短い気がする・・・と気になって調べた記憶があります。
このときがＳＰというジャンボを知った時でした。ＳＰとはスペシャル・パフォーマンスを意味します。

ギューンという音を立てて「クラシック・ジャンボ」が滑走してきました。

行先は北京、燃料も軽い。予想通り早めの「よいしょ！」です。

いや～～～～いいですね！主翼の先に伸びるアンテナの様なのが懐かしいです。そしてこのＳＰを撮影できた喜びったら最高です！

最初で最後の撮影かもしれないのと早い上がり方のカッコよさに圧倒され失敗写真が多くなってしまいましたがそれもまた思い出です。

こうなるともう普通のジャンボさんのシルエットですね！

いや～～～いいなあ～４発機！！！
といった後に何なのですが・・・

双発機も飛びますよ！Ｂ７５７－２００です。

機種の部分にＭＥＤと書いてあります。一緒に撮影していた仲間が教えてくれたのですがこれは「メディカル」のＭＥＤだそうで、
空飛ぶ病院なのだそうです。王様の移動、やはりスケールが違いますね！

カラーリングのせいなのでしょうけど、成田で見るデルタ航空のＢ７５７よりも太く感じます。

インタミにもう１機いると聞いていたので帰りにラーメン食べる前にデッキに上がってみるとＢ７７７－３００がいました。

この国王ご一行様は１０００人以上、人々や機材などの輸送で飛来した飛行機は４０機とか言われています。すごいですね！
この期間色々な珍しい飛行機が羽田空港や周辺の空港にやってきたようで飛行機ファンにとっては激アツな期間でした。
しかし、空港職員、警察、管制官・・・・関係者の皆さんは本当に大変だったのでしょうね。

その「サウジまつり」のラストに参加できたのは本当によかったです。とにかく寒かった！でも寒い中待って本当によかったです。
そしてなにより北風運用だったので目の前をタキシングして３４Ｒへ向かい目の前を上がっていったのがよかったです。特別機の離陸は
このパターンが一番です。

次回はその４日後、今度はニッポンのジャンボさんを見送りに行ったときの写真です。

ではまた。

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