あれこれ散歩道

散歩道は鴨川のほとりです。
鳥、花、犬、人…、出会いはあれこれ、楽しい一日が始まります。

鳥だより

2012-05-20 20:39:42 | Weblog

マツヨイグサ

4月から5月は渡りの時期、いろんな鳥がやって来ては、去って行きます。
鴨川では多くの種類が見られる訳ではありませんが、毎年その時期になれば
常連の鳥たちを見られます。また、子育ての時期でもあり、その鳥たちを見
ることが散歩の楽しみのひとつでもあります。

5月の「常連さん」をご紹介しましょう。

5/1 オオヨシキリ、中州で声はすれども姿なし。
  イカルチドリのひなは孵化してから今日で16日目、3羽のひなは中州で
  よく動く。走り出す足の早いこと、早いこと!
5/3 オオヨシキリ、姿は見えたけど声はなし。
  センダイムシクイ、青々と繁ったエノキの梢から「ショーチューグイー」
  の声盛ん、だが姿は見られず。
5/4 コムクドリ1、オオヨシキリ1、センダイムシクイの声、キンクロハジ
  ロ居残り1。
5/6 キアシシギ1。イカチのひな3はだいぶ大きくなったが、まだ飛べない。
5/7 コガモ3、終認。キアシシギ4となる。
5/11 キアシシギ6となる。メジロ、シジュウカラのさえずりがあちこちで。
5/15 オオヨシキリの声は聞かなくなった。ぬけたかな? 突然頭上に「ケ、
  ケ、ケ、ケ・・」の声、現れたのはケリ3。近くの水辺に降りた。
5/16 やっとカモにひな誕生、カルガモに3羽、マガモに5羽のひな。
  岸辺沿いを親の先になり後になりしてちょろちょろ。
  カワラヒワ2 カラシナの中にに見つけた。最近は珍しい。


マガモの親子

5/19 キアシシギ9となる。
  イカルチドリの子育てした中州には、1か月以上経って親ほどの大きさに
  なった幼鳥が、まだ親離れできないでいるよう。きっと3番目に生まれた
  少し小さめだった末っ子だ。ともあれ、3羽とも無事育ったようで、まず
  は乾杯!
  別の中州では、コチドリとイカルチドリの縄張り争いの真っ最中。コチド
  リのペアにイカルチドリがお邪魔虫?


のんびりと毛繕いするヌートリア

去年11月から今年4月までの、散歩道で観察した野鳥の記録を、ホームページ
掲げましたので、よろしかったらごらんください。

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白川中流域を遡る

2012-05-11 19:45:25 | Weblog
前回の出発点から遡ります。
まず、岡崎の動物園横に白川の疏水への出口があり、ここから出発です。



暗渠から出た流れは白川通に沿って北上、お屋敷街の裏側を通るのですが、
この辺りは整備されないままに草は生え、樋の水が垂れ流しで、表側とは
雲泥の差の悲しい光景です。
二条通を過ぎると白川通から左にずれたり、右にずれたり、地下に潜った
りして宮脇橋まで来ます。真如堂への分かれ道はもうすぐ。


途中の石材店の達磨。「だるまさん、だるまさん、こっち向いて!!」



真如堂への分かれ道

ここからの道は桜並木がしばらく続き、車も通れない細い道なので、春に
は多分隠れた桜の名所なのでしょう。静かな小径です。



白川は名の通り、白川砂で底が白く、水は澄んでいます。
この並木が終わる頃、白川通と別れます。
この辺りは川に沿った狭い車道。キョロキョロしてたら車にひかれます。
花屋さんのお店を覗いたり、満開のハナミズキに見とれたり…では危な
い、危ない。
やがて今出川通、銀閣寺の交番が見えてきます。



ここが白川と疏水の交差点で、疏水は白川の下を通ります。



疏水の水は濁っていて、流れているのかいないのか、分からないくらい。
白川も疏水もお互い遠慮し合って交差している感じです。

今日の出発点からここまで約16キロ。歩いて1時間半、ちょうどいい散
歩コースでした。

比叡山の数か所から流れ出た湧き水は北白川で一つになり、白川となっ
て街なかを蛇行しながら、最後は鴨川に出てきます。

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青葉に囲まれて

2012-05-06 15:57:36 | Weblog
不安定な連休のひと日、雷や雹の予報があったものの快晴に恵まれ、
岩屋不動の志明院へ行ってきました。

京都バスの運行が廃止になった代わりに、地元運営の「もくもくバス」が
1日2回往復しています。
9人乗りのジャンボタクシーで、定員を超えたらタクシーが運んでくれます。
連休中の好天にさぞや大勢の客だろうと思っていたら、拍子抜け。
もくもくバスの後ろには小型タクシーが2台だけでした。

お目当てのシャクナゲは少し遅め、境内のヤマシャクヤクは見事に咲いていましたが、
山門内へはカメラの持ち込み禁止。う〜ん、ざんねん!!

その分、帰り道は山草を探して撮りまくってきました。
でも半分以上はピンぼけ、泣く泣く捨てました。
手ぶれが多いのですね。ゆっくり落ち着いて撮らなあかんわ、と後悔しきり。

その中から数点見てください。


ヤマルリソウ。あちこちで咲いていましたが、みんな色が薄い。


タチネコノメソウ。小さな実がかたまってお椀の中に入っているよう。


クリンソウ。鹿が食べないとか、あちこちで咲いています。


マムシグサ。名前がかわいそう。


ラショウモンカズラ。ムラサキケマンと競い合ってあっちにもこっちにも。


イワナシ。名の通り、小さな神社の岩陰に1株だけ。
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春うらら

2012-04-24 15:24:44 | Weblog


ピンクからイエローへ。
鴨川はすっかり色替えしました。
八重咲きのサクラはまだ満開ですが、草地はすっかりセイヨウカラシナの世界。

昨日からの黄砂で山はぼんやりしたまま。
春霞には違いないけれど、黄砂のせいでは風情なんかありません。

渡りのカモは殆ど去り、コムクドリ、ノビタキが見られるようになりました。
今いちばんの楽しみは、
イカルチドリの雛が3羽、無事に育っていることです。
去年はこの場所で3羽孵ったものの10日目の大雨で中州が流され、全滅しました。

親は元気に走り回る雛に目をやりながら、
トビやカラスを警戒して一生懸命に子育て中。
天敵に負けないで、
大雨にならないで、と祈るような毎日です。

花の散ったサクラの下でハナニラが、


土手の片隅でノジスミレが、


ポポーにもひっそりと紫色の花が、


春を謳歌しています。
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白川の流れに沿って歩く

2012-04-10 14:42:46 | Weblog
早春のある日、「街中を歩く」ツアーに応募して、
未だ知らない街中を歩いてきました。
先生1人に生徒3人。個人授業のようで何ともったいないこと!
いちばん印象に残ったのは、白川に架かる「行者橋」でした。



一本橋、阿闍梨橋ともいわれ、千日回峰行を終えた比叡山の阿闍梨修行者が
市内で最初に渡る橋。
この細い石橋をやんちゃな小学生が自転車で渡るのだそうです。

下を流れるのは白川。
ではこの川は何処から始まって何処へ出るのか。
比叡山に始まる白川は琵琶湖疏水に入り、仁王門通から街中を曲がりくねって
鴨川で合流します。ふだん街中を歩いていてもあちこちで白川に出合います。

そこで一度、その流れをたどってみることにしました。
平安神宮の大鳥居を背にしてスタートです。



川に沿って歩道が整備されており、この時期、観光客がいっぱい。
満開のサクラの下の細い石橋を子供が嬉々として渡ります。



三条通を横断して南に伸びる流れは、ヤナギ並木の美しい白川のいちばんの
見所です。



やがて大きな知恩院の古門があり、その手前に前述の「行者橋」があります。
ここから流れは西に曲がって東大路を横切り、祗園の真ん中を貫いて直角に南へ。




アオサギが佇んでいます。下を流れる白川の魚を狙っているのだけれど、
人の流れが気になって・・・。





新橋でさらに方向を変えて白川南道に沿って流れます。



吉井勇の句碑、巽橋あたりは人、人、人・・・。しだれ桜が満開です。



最後は四条大橋の北で鴨川と合流します。



これで白川の南半分がわかりました。
北(上流)の方へも行ってみたいとは思うものの、これほどの風情は
期待できないかもしれません。







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春です。

2012-03-21 20:13:16 | Weblog
お彼岸が過ぎてもまだまだ寒い朝の散歩です。
薄めの上着に代えたのに、また真冬のジャンパーに逆戻り。
寒い寒いと手を高く振ったり、早足で歩いたり・・・。
頬に冷たく感じていた風は、いつの間にか気にならなくなって、
「ああ、やっぱり春だわ」と大きく一呼吸。

カモが減り、ユリカモメがいなくなった淋しい川面に
昨日は、カワアイサの♀が3羽。
餌採りの潜りを繰り返して、あっという間に向こう岸へ。
一回りして向こうに回ったら、彼女たちは反対側に行ってしまい、
悔しいけれど、カメラに納まってくれません。

土手の柳もきれいな萌葱色になり、
オカメザクラの花も咲き出して、蕾の色が鮮やかです。





鳥たちも春。
コサギの冠羽がぐっと伸び、繁殖羽がきれいになりました。

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早春賦

2012-03-03 16:09:08 | Weblog
  ♬春は名のみの風の寒さや
   谷の鶯歌は思えど
   時にあらずと声もたてず
   時にあらずと声もたてず♬

ホントに春は名のみで、風は冷たい朝、
その辺のブッシュの中から聞こえてきそうなウグイスの声もない。
少し早すぎると潜んでいるのでしょうか・・・。

ユリカモメがぐっと減って、今日は1羽も見られませんでした。
他のカモも少しずつ減っている感じですが、
ヒドリガモだけは、群れになったり、分かれたりして
毎日賑やかな声で愛嬌を振りまいてくれます。
日射しは春ですね!

草花の1番咲きはフラサバソウです。
今年から見られるようになった左岸のあちこちで
人目につかない小さな花が咲き出しました。

 


オオイヌノフグリと間違えそうですが、全然違います。
かわいい花です。

2番手はヒメオドリコソウ。ホトケノザを抜きました。



さて、3番手はホトケノザか、オランダミミナグサか。
はたまた、タネツケバナか・・・。

楽しみな散歩道です。

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瀬戸内・因島へ

2012-02-25 16:44:10 | Weblog
突き抜けるような青空、透き通るような海の青。
重なり合う島々の間を縫って、いろんな船が行き交います。
高速艇、漁船、フェリー、港に繋がれたヨット・・・。

ここは瀬戸内、因島。
この一画に因島村上水軍が居城としていた長崎城跡があります。
その城跡に建つホテルのテラスから
行き来する船をぼんやりと眺めています。

フェリーが入港し、人と車が動きます。
「ポー」と汽笛一声、波を蹴立てて出港、対岸は目の前。
車を吐き出し、吸い込んで、ひっきりなしに往復しています。
ちなみに料金は、人片道70円、自転車60円、車は?(聞くの忘れました)。

天気は晴れとはいえ、2月の海はやっぱり寒くて冷たい。
なのに、この風景が見飽きないのです。

因島は広島県、目と鼻の先の生名島は愛媛県。
橋があればいいのに・・・と思うのは、よそ者だから思うのかもしれません。

橋があろうがなかろうが、島々を行き来する渡し船は
地元の人たちにとっては大事な足。風情があっていいですね。



 

1日過ごして帰りは高速艇に乗ることにしました。
土生(はぶ)港から尾道まで。
赤い波頭模様の「ジュゴン」が近づいて、乗せてくれました。
ここからの客は二人だけ、船内はガラガラ、借り切りみたいなものです。

 



生口大橋の下を通り、白波をたてて尾道へまっしぐら。
ハッチから景色を眺めて、気分はルンルン。

喫茶店のおばちゃんにハッサクを3つもらったり、
港では呉の海上自衛官のお兄さんから、陸前高田での救援活動のお話を聞いたり、
地元の方々の親切がとても嬉しい旅でした。



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豆苗は二度お得!

2012-02-16 16:59:46 | Weblog
豆苗(とうみょう)を買ってきました。
10センチほどに育った苗が1袋78円。
袋の中で新芽がモゾモゾとうごめいているよう!
もちろん食べるために買ったのだけれど、
このまま大きくなるのを見てるのも面白いだろうな。

ブロッコリーの芽ではありません。
もやしのように豆の根っこでもありません。
エンドウ豆の芽です。
早速切り取ってバターいため、シャキシャキと歯触りのいいこと。
これはいける! 

トウビョウというのかと思ったら、「とうみょう」ですって。
なんかお灯明みたいですね。
袋の横に「2度楽しめる」と書いてあったので、挑戦してみました・・・。




10日目頃が食べ頃でした。
楽しみながら2度のお得でした。
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早春の植物園

2012-02-07 13:34:04 | Weblog
寒いとはいえ、まだマシな日曜日。
植物園に行ってきました。
鳥見?いいえ、そうではなくて草見、冬芽探しです。

案の定、鳥は何にも見ず。というか、見当たらず。
声すらヒヨドリばかりで、さびしいばかりでした。

松谷元園長さんの後を追ってぞろぞろ歩く一団に混じって、
わたしもぞろぞろ、キョロキョロと歩きます。

まずは
カナリア諸島原産の、舌を噛みそうな名前の植物
「エキウム・ウィルドプレッティ」の花を咲かせるまでの苦労話、

に続いて
サイカチの二世物語と手裏剣のような鋭いトゲのお話。

ハゼノキ、セツブンソウ、・・・と続きます。

カギカツラは、葉裏のカギが1:2:1:2で並び、
このカギであらゆるものにくっついて生長する。


ジャケツイバラは、とげとげの幹が曲がりくねっているさまが、
まるで今年の干支・辰そっくり。やせ細った龍というところでしょうか。


この冬芽が面白い。縦に4個並んで上から順に大きくなり、
何かの障害でこの芽が枯れると2番目の芽が大きくなるという。


枯れ葉の下から小さい花を咲かせているセツブンソウ。


ぱっと明るいフクジュソウ。


タマミズキの赤い実が頭上に映え、
春を感じさせる青空がきれいでした。







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