高校野球百科事典

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試合成立

2007-06-19 21:01:55 | 高校野球
夏の予選特集3でいくつかの試合のスコアを取り上げましたが、
コールド記録で一つ気になった箇所がありました。
1971年滋賀県予選の石山が能登川に4-2で勝った試合です。

◆1971年(昭46年)京滋大会滋賀県予選1回戦
能登川 010 010 5 =2(6回降雨コールド)
石山_ 400 000 0 =4
・・6回が最終均等回であることから、石山が4-2で勝利の珍記録
※試合は7回裏に石山1死満塁の時点で雨のため中断、そのまま終了。

7回裏の石山の攻撃中に降雨のため試合終了になったのですが、この時点での
スコアは能登川7-4石山、なのに石山4-2で勝利。これはどういうことか。

公認野球規則(2006年版)4・11(d)の一部より引用します。
正式試合となったある回の途中で球審がコールドゲームを宣したとき、
(中略)両チームが完了した最終均等回の総得点でその試合の勝敗を
決することとする。

今回のケースではこの規定が適用されたことになります。

この試合の場合は7回裏の石山の攻撃が終了していない為、6回がお互いの
攻撃を終えた最終均等回になるので、6回終了時点4-2で勝っていた
石山がそのまま降雨コールド勝ちになりました
(細かく言えば裏の攻撃の石山が勝っていたので、6回表終了時点という
ほうが正しいのかもしれませんが)。

また高校野球特別規則の一部を高野連ホームページより引用します。
11.正式試合の成立
審判員が試合の途中で打ち切りを命じたときに正式試合となる回数の
規則4・10(c)については、高校野球では5回とあるのを7回と
読み替えて適用する。


1971年当時の高校野球では、まだ野球規則そのままの5回が打ち切りになった
時の正式試合となっていたということが予測できます。現在の高校野球特別
規則では、この試合は7回を終了していない為、ノーゲームになります。
なんでも高校野球特別規則の正式試合成立が5回→7回に変更されたのは、
この試合がきっかけだったという話も聞きます。

昨夏の予選でも降雨ノーゲームを狙った遅延行為に対する故意三振が
あったとかで揉めていましたが、やはり勝っているチームは早く試合を
成立させたい、負けているチームはなんとかノーゲームに持ち込みたい、
という思惑があるわけですから、どうしてもいつも通りのプレイは
できませんよね。
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高校野球特別規則 公認野球規則
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