とし坊のお祭り三昧

祭りの宝庫、のとの祭り紹介

矢を放ち豊作祈願の能登町・木桂神社の「弓引き祭り」

2017年04月03日 | 日記
3日、能登町十郎原・木桂神社の弓引き祭りを見てきました。


午前10時、宮司さんに引導され甲冑に身を固めた武者姿の氏子さんが拝殿に


祭壇には弓矢に的がお祓いを待つ


拝殿ではお祓いを受けます


近くの田んぼに向かいます。


矢を放つ前に祝詞を奏上して矢を射る準備


落ち武者大将が「打て!」の合図で矢を田に向け放つ。一人3本の矢を放つ。その後境内に帰りこれより的に向け矢を射る。


的の間は約8m、梅の枝に菱形の切り餅「松香餅」(まっこうもち)に干し柿、するめに自然薯の根に似た「〇〇」・・?の束ねたお供え。


武者大将の第一射が見事命中!


宮司さんも慣れた手つきで射る


足軽役の氏子さんも


氏子総代も


一般参詣者も矢を射る

ここでハプニング・・・・?  とし坊も参加して矢を射ると   なんと的中!


的には3本の矢が・・・・・。この中の1本がとし坊の射た矢だ!




拝殿に戻り弓引き祭りの神事、お祓いの後玉串奉奠。

うるち米で作られた「松香餅」大きな切り餅と小型の松香餅に干し柿、するめに自然薯の根に似た「〇〇」。帰りに1セット戴きました。


帰りに、「記念写真を一枚撮りますよ」と申し出たら気軽に応じてくれました。残念ながら今年は予定した武者が年度初め、家での不幸などで参加できず淋しい人数でしたが的に当たった矢が3本で、「今年は豊作ですよ」と宮司さんが話されておりました。

戸数の少ない集落でのお祭り、能登のお祭りでは大きなキリコを担ぐ人が居ない、お祭りの当役の家族の不幸、高齢化で出られない等。過疎化、高齢化などでお祭りの存続が危ぶまれている現状は深刻です。
学生さんの助っ人も導入したお祭りもあります。にわか仕立ての担ぎ手では無理・・・・?との声もありますが、貴重な神事は残してほしいものですが・・・・・。


















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