とし坊のお祭り三昧

祭りの宝庫、のとの祭り紹介

奉納されたお餅を「いどる」(けなすの意味)お祭りが能登町で

2017年11月09日 | 日記
7日(火)、10月からお祭りがご無沙汰でしたが、能登町で久し振りのお祭り。
「いどり祭り」がありました。昨年のブログでも書きましたが「いどり」とは、能登地方の方言で「悪く言う」「けなす」の意味です。








お祭りは、すっかり日も暮れた6時頃から始まりました。

二人の使者(地区の役員)が、「伝兵衛」さんと言うこのお祭りの主役・・・?を迎えに行くことから始まります。
7回半の迎えのしきたり、1回目は「お神酒」を持参し、伝兵衛の家に到着すると持参したお神酒を伝兵衛の家に渡し、「伝兵衛さん、お迎えに来ました」と挨拶をして神社に戻ります。2回目以降玄関で迎えに来たことを告げ、6回目頃(・・・?)には祭主の「50代伝兵衛」さんは裃を着て迎える。

お祭りは、お祓い・祝詞奏上と神事は進められ、お祭りの山・・・?   奉納されたお餅の評価・・・?お餅の出来栄えに難癖をつけるやりとりが始まります。
今年は、谷屋地区、七見地区からの奉納です。




最初は「小餅」(小さい餅:直径10㎝ほどの丸餅)の出来栄えから。伝兵衛、宮司さん、氏子に「小餅」が配られ検分・・・・?
形、色、大きさなどでお互いに「いどり」始めると、拝殿は笑い声で盛り上がり、見に来た人は笑いの「いどる」掛け合いに満足。


「小餅」が終わり、直会(なおらい)で御神酒。





お祭りのクライマックス来年の担当地区の氏子さんが「大餅」(一枚が直径1m余、厚さ3㎝ほど。一枚のお餅は餅米7升5合)のいどりに入る。
「割れそうな餅で、来栄えが悪い」「形が悪い」など出来栄えに文句を言い合うが、最後は宮司さんの仲裁で万事めでだし。


宮司さんを囲み記念写真をパチリ!

お祭りが滞りなく終わり、見物人に小餅が配られ家路につきます。とし坊も戴きました。
公民館では、豚汁の振る舞いもあり久々のお祭りでした。

11月はこのあと、中能登町の「ばっこ祭り」が17日~21日があります。

※ データーの変換でトラブり・・・??投稿が遅くなりましたお詫びします。















コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 輪島・千枚田の「きらめき」... | トップ | ばっこ祭り始まる・能登部神社 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事