予備試験短答発表を受けて

2017-06-16 19:14:16 | 予備試験関連

昨日、予備試験の短答の合格発表がありました。

最低点は160点で、合格者数は2299人。対受験者数比で合格率は21.4%となりました。

過去の最低点は、165点・165点・170点・170点・170点・165点と推移しており、160点は過去最低点という事になります。

合格者数も、昨年が2426名、一昨年が2294名なので、昨年と比べるとだいぶ減った印象はあります。

恐らく、昨年並みの人数にすると、159点となり、キリが悪いというのもあると思いますが、一番の原因は「得点率」だと思います。

法務省は、本試験・予備試験通じて、短答に関しては「6割ライン」を意識している節があります。60%~62.5%あたりのスパンで、人数調整をしながら合格ラインを引いているのは過去の結果から見て明らかです。

ところが、今年は160点なので、この段階で得点率「59.3%」なのです。これは法務省的には、司法試験本試験・予備試験を通じて、「絶対的防衛ライン」を初めて割り込んだことを意味します。従って、これ以上切り下げるわけにはいかなかったのでしょう(因みに、本年度本試験のボーダーラインも6点下りましたが、得点率は6割を超えています)

得点率60%の場合、270点満点なので、162点がそのラインになります。今年の場合、人数的には2122人ということになりますが、ここで切ると前年比300人の大幅な減少となり、「誤ったメッセージ」として受け止められる危険性があるので、そこは配慮して調整してきたのだろうな、と言う気がします。

以上から、難易度の変化はあるにせよ、予備試験は「短答得点率6割」は死守しなければいけないということです。

なお、昨年の論文合格者数は429名です。今年の短答の順位で言えば、429番に相当するのは、186点です。得点率で言えば69%、約7割です(昨年で言うと193.5点くらい、一昨年だと200点です)。

従って、予備試験論文合格を狙うには、答で7割~7割5分ラインを目標とすべきと言えるでしょう。

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