健康100話（379）：新しい刺激に慣れよ！

人は歳を重ねると、毎日同じ刺激になる。
すると「歳をとると時間経つのが早いわぁ～！」と言う。

同じ刺激が続くという事の意味は、同じような身体と心の使い方をしているという事。
身体と心は、同じ刺激が続くといつか壊れます。

「あっち痛いこっち痛い」という高齢者は多く、ボディリフォームストレッチ（以後BRS）教室にも沢山そのような人が来られます。

一緒に身体を動かし始めると、慣れた人は「気持ちいい～！」と感じるのですが、身体の「使われている場所とサボらせている場所」の差が激しい人は、ちょっと大変そうに体操されます。

日頃、身体に与える内外の刺激がパターン化されていて、いつもと違う刺激に対して「適応力」が低下しているのです。

そのような人には、まず「BRSに慣れて下さい」と言います。
この「慣れる」という感覚を使わな過ぎた結果で、体中あちこちに「痛み」を感じてます。

さて、その次は実生活の中で自らいつもと違う刺激を作り出さなくてはいけない事がほとんどです。

例えば私がよく言うのが、「空腹感に慣れろ！」と「歩きましょう」という事。

満腹感ばかり求め、楽を求める気持ちが強く、少しの距離の移動でも乗り物を使ってしまう人が、あちこち「痛い」と言われる事が多いので、どうしてもそのように言う機会が増えてしまうのです。

新しい服を着ると、気持ちが昂るでしょ！。
身体にも、新しいワクワクを与えてあげましょうよ！。