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健康100話(423):老いて1番困ること…

2017年11月19日 06時51分27秒 | 健康・病気
メタボリックシンドローム、認知症、老齢介護etc、わが国には歳を重ねる事に対してネガティブなイメージを連想させる言葉が多いと感じる。
数年前からは「フレイル」なんて言葉も聞くようになった。
これは英語の「FRAILTY/虚弱」を語源としているそうだが、英語にすると少しはネガティブ感が和らぐのか?。

写真は11月19日の毎日新聞の朝刊の記事。
ここの説明文に次のように書いてある。
「フレイルとは、老化に従い、筋力などの運動機能や日常の活動量、認知機能などが低下した状態」

健康指導をしていて、1番手を焼くのが実はこの「フレイル」。
筋肉量が低下する事で、身体には様々な現象が現れてくる。
「痛み」であったり「不快感」であったり、体型が変わってきたりと、人によって様々だが、1番手をやくのが「氣」が減退する事
簡単に言うと、やる気が起きないという状態。

家族が「少しは歩いたほうがいいよ~!」とか、アドバイスをするのだがその氣になれない。
本人もやった方が良いのは解っているのだが、どうもその氣になれない。
家族は「これだけ言ってるのに~!」とストレスになる。
これは痛みに比べると、違った意味での苦痛が少しづつ蓄積される事になる。

筋肉量の低下によって、自分で生産する体温が下がってくる。
すると、腎の能力が全般的に下がる。
もともと日本人に「腎虚」の人は多いが、更に腎虚が進むと「氣」が減退しやる気が起きなったり、興味がわかなくなる。

そこからは、前回書いた「認知症」の発生リスクが上がってくる。

筋肉や関節の可動域のメンテナンスは、少しづつ現れてくる。
40歳を境に、人の筋肉量は全盛期との比較で年1%づつ現象する。

つまり、「フレイル」の予防は40歳から始めておく事が大切だということが解る。

超高齢化社会になり、高齢者が更なる高齢化が進む時代。
今の40代、50代が高齢者になった時に、今の高齢者は80代~90代になっている。
いわいる「老老介護」が深刻な時代になると予想されている。

少しの距離でも乗り物を使っていたり、常にお腹いっぱいにしていたり、スマホが手放せなくなっていたりする人は、一度自分の運動量や接種栄養量を見直してみた方が良いかもしれない。

私が推奨する目安は数値ではない。
身体の状態を感じてみる事が大切だと考えている。
身体が、
・軽く感じている(軽快感)
・柔軟(関節の可動域が確保され、筋肉の伸縮力がある)
・温かい(熱を自発的に作り出している)
・いつも気持ちが穏やか

この4つが健康の目安だと考えている。


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