秋田県の北部、鹿角花輪の駅前は雪に覆われていた。この日、秋田市内に雪はほぼ無い状態だった。一口に秋田県といっても場所によって状況は異なる。撮影時点での気温は、大体マイナス三度くらい。風が吹いていなければ、凍えるように寒いこともない。ダウンジャケットを羽織って歩けば、少し汗ばむくらいだ。
でもここが厳寒の地であることは間違いない。前が見えないくらいの風雪が吹きすさぶことも容易に想像がつく。そんな時も心配はいらない。営業所(出張所)を兼ねた待合所の中でバスを待つことが出来る。バスセンターというには小ぶりだけど、厳冬期には暖かな空間となるだろう。
LEICA M MOMNOCHROME (CCD) / SUMMICRON M35mm ASPH
写真を見ていると、高倉健さんの駅を思い出したり、盛岡バスセンターを思い出したりしました。
なんだか色々と頭に浮かんでくる、染みる写真ですね。
盛岡バスセンターと比べると大分小振りですが、同じ発想の建物ですよね。
新たに建つことはないので、見つけたら撮らなきゃと思います。