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大洗シーサイドステーションと常盤良彦さんの夢

2017-07-31 23:12:38 | 大洗
7月26日に、大洗まいわい市場のブログや新聞報道にて、「大洗リゾートアウトレット」の運営会社が「Oaraiクリエイティブマネジメント(株)」と「(株)不動産開発研究所」の共同運営に変わったこと、また「大洗リゾートアウトレット」は「大洗シーサイドステーション」に名称を変えてリニューアルオープンを目指していることが発表されました。

私はこの話題を目にした時、昨年おこなわれた常盤良彦さんの講演のことを思い出しました。
アニメ「ガールズ&パンツァー」(ガルパン)のファンにとって、常盤さんはガルパンを大洗町から盛り上げている方として有名です。
また、Oaraiクリエイティブマネジメントは、大洗まいわい市場、大洗ガルパンギャラリーの運営会社であり、常盤さんはその代表でもあります。

その常盤さんがアウトレットモールの運営に関わるということだったので、かつて講演でそういうことを話していたな、と思いました。
講演とは、2016年11月27日(日)に行われた「アニメ×まちづくり~アニまちフォーラム2016~」で、「アニメをとおしたまちづくり」をテーマに以下の3名が講演を行いました。


常盤 良彦 氏(大洗まいわい市場代表)(ガールズ&パンツァー)
大里 明  氏(大洗町商工会青年部部長)(ガールズ&パンツァー)
中島 学  氏(秩父市産業観光部観光課)(あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。)

※肩書きは当時のもの


常盤さんはアニまちフォーラムの第1部で、「『ガルパン』から学ぶまちづくり」というタイトルの講演を行いました。
講演内容は、ガルパンが始まる以前のまいわい市場の話から、ガルパンの放送を経て今に至るまでの常盤さん達の活動報告が前半部分。
しかし、後半は「常盤さんの夢」についての話となります。

講演の前半はこれまでの活動のことだったので、これから先のことはどうするのかという話題になり、常盤さんは「夢を語ろうぜ」と言って「大洗リゾートアウトレットを道の駅として生まれ変わらせたい」と話し始めます。
その理由は、

・大洗町周辺にアウトレットやショッピングモールが新たに開設されて、大洗リゾートアウトレットの需要が減っている
・リゾートアウトレットは今のままでは存続が難しい
・そこで、リゾートアウトレットを「教育学び・遊び・買い物」を目的とした、地域住民と観光客のための融合施設にしたい
・そのために、国交省が推進している「民間の道の駅」にすることを目指す

といったものです。

常盤さんが目指す道の駅の内容は具体的に考えられており、以下の5つを挙げました。


1.加工場
・大洗の名物、干し芋、海産物の加工場を設置し、大洗特産品のブランドを再構築する


2.図書館
・大洗には図書館が無いので、道の駅に図書館を併設して学びの場とする
※ただし、大洗文化センターに規模の小さい図書室があります
・カフェも設置して、本を読みながらお茶ができる「カフェ図書館」としたい
(ブックエースとSAZAコーヒーも協力を申し出ている)


3.高速バス
・大洗町には高速バスの停留所が郊外の水戸大洗ICにしか無いので、利便性を高めるために道の駅に高速バスが乗り入れできるようにしたい
(茨城交通も実施可能と言ってくれている)


4.ショッピングモール
・来場者を増やして既存のショップにも再び活気を取り戻す


そして最後に、「商店街とモールを活用した「ホビーモール」を設置したい」「ホビーモールは自分の夢でもある」、と語ります。


ホビーモールとは何なのか、構想のきっかけから伺うことが出来ます。

ある日、常盤さんのもとに、ガルパンで深い関わりがあるバンダイビジュアルの杉山潔プロデューサーがやって来ました。
悪いんだけど、これまいわい市場のバックヤードへ仕舞っておいてよ
と言って、プラモデルだとかミリタリーグッズだとかを渡してきます。
杉山さんはコレクターであり、好きなものを見ると色々と欲しくなってしまいます。
しかし杉山さんの家庭では大量にあるコレクションを受け入れてもらえず、肩身の狭い思いをしているそうです。
置き場に困った杉山さんは常盤さんを頼ってきたのでした。

見せる人もいないのに、大量にあるコレクションと、手付かずのプラモデルを見て、常盤さんは思いました、「趣味のコレクションの置き場に困っている人が他にもいるはずだ」と。


このような経緯から、常盤さんは以下のような施設を考えます。


・趣味のものを買うための多種多様のホビーショップをショッピングモールに開店する
・購入したコレクションを保管するための倉庫、コレクションを作るための作業スペースを用意する
・そして、多くの人に作品を見てもらうための展示スペースを設ける



週末は家族で大洗の道の駅にやってきて、妻と子供はショッピングや図書館、夫はホビーモールで趣味の時間を過ごす。
そういった施設を道の駅で実現したいと常盤さんは語り講演は終了しました。
これが常盤さんが語っていた夢です。


さて、これから大洗リゾートアウトレットは生まれ変わるわけですが、実は運営会社が変更した当初は「大洗シーサイドモール」という名称が使われていました。
7月10日に発表された下記のプレスリリースからその名称を確認できます。

「大洗リゾートアウトレット」を株式会社不動研が取得。株式会社不動産開発研究所が施設運営管理を受託。
「大洗シーサイドモール(仮称)」リニューアルオープン予定!  株式会社不動産開発研究所 2017年7月10日 22時
https://www.value-press.com/pressrelease/186204


その後、7月20日に(株)不動産開発研究所とOaraiクリエイティブマネジメントの共同運営になったと発表され、この時に「大洗シーサイドステーション」という名称が登場します。

閑古鳥の茨城・大洗のショッピングモール経営者交代で再生へ 2018年3月グランドオープン ガルパングッズ販売会社も共同運営  産経新聞 2017.7.27 07:01更新
http://www.sankei.com/life/news/170727/lif1707270015-n1.html


10日間で「モール」から「ステーション」に変わった経緯はわかりませんが、常盤さんが運営に関わることになって「道の駅」という夢が一歩前進したのではないかと思います。
常盤さんの夢が全部実現したら、大洗にまた1つ楽しい施設が増えることでしょう。
大洗シーサイドステーションの完成、楽しみに待っています。
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