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世界中で国債金利が上昇!!指値オペは実施されるか?(資本市場)

2017-07-01 | 今日の東京市場
7月1日
理レター

皆様、お世話になっております。TAKATAの株価は先週末の160円から35円、社債価格は3銘柄ともに15円になりました。株式時価総額は29.1億円。社債は450億円。社債時価総額が今週初めて株式時価総額を上回りました。社債は弁済率が社債価値のフロアーとなっています。上場廃止日は7月27日。株は最後の博打がはじまりました。こういう銘柄好きな人がいるのですよね。見ない、近寄りない、触らない。

今週は世界中で国債金利が上昇し。英国、欧州、カナダの総裁の利上げを示唆する発言。国債金利が急騰しています。ドイツは7年国債がプラス圏に浮上。今年は利上げの年となりそうです。米国に続け!!この上昇を受け、日本国債金利も上昇してきました。ただし、日銀には最終兵器、“必殺指値オペ”があります。前回、10年国債金利が急騰した2月3日に実施されました。水準は0.11%。当時10年国債金利が0.15%程度でした。
債券市場は10年0.11%から頭が離れません。今週末の10年債の水準が0.08%です。
来週は10年国債の入札も控えています。
一方、中期ゾーンの金利が上昇してきました。先週末、日本国債のゼロラインは341回債と340回債の間にありました(8.2年~8.47年)。しかし、金利上昇に伴い7.72年(338回債)がプラスに。現在、337回債(7.47年)までがマイナス金利です。マイナス金利政策が発表された2016年1月末334回債(2024年6月20日償還)がちょうど0%でした。
(当時、残存8.5年)。すでにマイナス国債の水準はマイナス金利政策導入以前に戻っています。ぷかぷか浮いてきました。黒田総裁の任期もあと10ヵ月しかありません。マイナス金利政策導入で資金循環が好転し、株価が上昇。日経平均が4万円を突破。バラ色のシナリオのはずでした。この間、バブルに沸いたのは債券市場でした。債券は将来キャッシュフローが決まっているので本来はマイナスなんてありえません。

株式は金利上昇を好感してか銀行株が買われています。特にマイナスに苦しめられていた欧州銀行のクレジットが改善しています。特に欧州銀行が面白くなりそうですね。相対的にみてスイスの銀行や英国の銀行に割安感があります。暴れん坊のCOCO債もおとなしくなり、金利が低下してきました。CDS市場も低下。クレジットに春がやってきました。

一方、ナスダックは重たいです。アマゾンやグーグルの1000ドル乗せが売りのサインだったのでしょうか。とりあえず四半期の利食い売りだったのでしょうか?来週から新しい期が始まります。

気になるマサは元気がありませんね。とりあえず時価総額10兆円は維持しています。
マサ頑張れ!!とりあえず配当性向5.5%から20%ぐらいに引き上げてみようか!!
株価あがるよ!

今日は雨ですね。サイクリングは明日に延期です。


ソフトバンクグループ
株価9097円(9233円)

1年 5年
CDS 46.53(43.40)132.13(123.65)

回号 償還 最終利回り 国債スプレッド
44回2020/11/27 1.168%(1.168%) 126.44(126.38bp)
48回2022/12/09 1.808% (1.832%)187.18bp (190.55bp)

ユーロ債
2025年7月30日 2.519%(2.475%) 233.66bp(249.37bp) 円ベース3ML+201(217bp)
ドル
2025年7月30日 4.53%(4.46% 234bp(244bp)
円ヘッジ3ML+177bp(189bp)
*円ベース=アセットSWAP 3ML+α

*():前週

スプリント  株価:$8.21(8.05)
ドル債              
7.125% 2024年6月15日4.99%(5.14%)T+285bp(306bp)
CDS 217.89 (221.77)

アリババ 
株価 143.90ドル(143.01ドル)

◆年初からの各国株式指数パフォーマンス   
銘柄 週末引け 年初比(%)  円換算(%)  相関係数
日経平均 20033.43  +4.81 
NYダウ 21349.63  +8.03 +3.81 0.933
ブラジルボベスパ 62899.97  +4.44 -1.25 0.745
FT100 7312.72  +2.38 +3.81 0.878
DAX  12325.12 +7.35 +12.04 0.922
ロシアMICEX指数 1879.50 -15.82 -12.01 0.289
上海A 3343.39  +2.89 +1.26 0.612
ハンセンH 10365.22 +10.33 +5.32  0.774


国債金利

◆国債金利(先週末%)
2年 5年 10年 30年
米1.382(1.336) 1.888(1.755) 2.304(2.141)2.835(2.713)
独-0.590 (-0.637) -0.234(-0.389) 0.463(0.252) 1.238(1.050)
日-0.120(-0.106)-0.064(-0.076)+0.086(+0.049)0.853(0.799)

クレジットスプレッド(米国5年国差との差)(%)
BB 2.281(2.312)BBB 1.012(1.041)A0.637(0.663)
CDSインデックス
米 60.51(60.38) 欧州 56.07(53.60)日本39.64(39.67)

経済統計カレンダー

【米国の予定】
 
3日6月マークイット製造業PMI:予想:--- 前回:52.1
3日6月ISM 製造業景況指数:予想:55.0 前回:54.90
3日5月 建設支出(前月日):予想:0.3% 前回:-1.4%
6日6月ADP雇用統計:予想:---万人 前回:25.3万人
6日6月マークイットサービス業:予想:---  前回:53.0
6日6月マークイットコンポジット:予想:- 前回:53.0
6日6月ISM非製造業景況指数(総合):予想:56.80前回:56.90
7日:6月非農業部門雇用者数変化:予想:17.3万人  前回:13.8万人
7日:6月失業率:予想:4.3% 前回:4.3%



【日本の予定】
3日 短観
3日6月外貨準備高:予想:---  前回:$1兆251.9億円
5日6月日経PMIサービス業:予想:---  前回:53.0
5日6月日経PMIコンポジット:予想:--- 残回:53.4

今週の主な国の中長期国債入札予定日と前回の結果

7月3日-7月7日

日本 前回の応札倍率 テール 前回入札
4日10年国債 3.644倍 2銭--- 6月1日
6日30年国債 3.632倍 13銭 6月6日

*北米の入札日は前日となります
データ:Bloomberg、財務省
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2 コメント

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銀行金利 (tktscc3)
2017-07-01 17:45:25
 金利上昇ですか。
ようやくって感じですが、銀行定期預金の金利には影響あるのでしょうか。
 高金利といってもネット銀行の0.2とか0.3が精一杯の現状で、何か一発逆転はないかと、
年初に宝くじ付き定期預金に少し資金を移動しました。静岡銀行なので正規の定期の金利はついて、年3回のジャンボ宝くじが所定の枚数自動購入です。もともと静銀ネット口座も持っていたので、まさかの楽しみにしました。
 
金利上昇 (理)
2017-07-03 06:37:26
金利上昇といっても短期金利が上がるわけではございません。現在、日銀が”指値オペ”により10年国債金利の上限を0.1%程度としています。10年債の金利が0.9%近くまで上昇してきました。市場も0.1%を意識してなかなか動けない現状です。世界中の金利が上昇する中、日本国債が出遅れています。ベーシスSWAPも割高が解消され、国内投資家は外債から国内債にシフトしているのが現状です。上がりたいけど頭を押さえられているのが現状です。日銀次第です。

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