私たちの大恩人シュミット先生の一番若い生徒さんは、先生のところに来た時生後2週間でした。もちろんすぐに補聴器を着けるわけにはいきません。でも先生は、赤ちゃんの耳元で優しくハミングし、ささやきかけるように両親を指導しました。赤ちゃんは数週間のちにはお母さんのハミングで泣くのを止め、安心して眠るようになりました。おかげで生後2ヶ月で補聴器を着けた時、すぐに音に反応し、8ヶ月になった今、呼びかけに答え、喃語を正常に発達させています。人工内耳適応聴力のお子さんです。
診断確定まで、補聴器フィッティングまで、人工内耳手術まで、と各段階で待たされるのは辛いことですが、その間の努力も決して無駄にはなっていないのです。それどころか、次の段階への大事な大事な準備期間。辛辣な言い方になりますが、遅れはニグレクトに他なりません。 . . .
本文を読む