チャンネル桜・瓦版:世論(多数意見)の真逆(少数意見)がほとんど正しい・西村浩一ブログ

全ての情報は「誰か(犯人)の利益のプロパガンダ」で見ると『真相』が分かる。 チャンネル桜の「草莽崛起。」を応援しょう!

 Ⅿ氏の解19。第2のサブプライム・ローン=学生ローン:現代医療で必要な1割の緊急救助医療以外の9割の医療は、慢性病に有害

2016-10-14 13:22:46 |   M氏の解

   <Ⅿ氏の解(19)。第2のサブプライム・ローン=学生ローンが、アメリカを蝕んでいる>

 「アメリカの大学に入学することは、誰でもできる、卒業することが、むずかしい。」という、『俗説』があります。

 これは、事実と、少し違います。

 ハーバードやエール大学のような、IVYリーグは、もちろん、州立大学クラスでも、卒業はもちろんのこと、今や、『入学』は、おろか『受験』自体も、簡単ではありま『せん』。

  そこで、コンビニ感覚で、入学も、卒業もできる、営利事業としての大学が、全米で、たくさんオープンしているのです。

 こういう大学のセールスポイントは、勉強のできない学生や社会人向けに、学士号や修士号を授与するというところにあります。

 就職や転職、リストラされたときのリスクヘッジとして、少しでも有利になるように、学歴という資格を取得しよう、というわけであります。

 こうまでして、学歴にすがらないと、生きられないのが、アメリカの現実であります。 

 こういう社会不安に目を付け、積極的に煽りたて、はじめから、「本学は、営利事業の大学です。」と看板を掲げて、学校経営に邁進する起業家が、たくさんいます。

 もちろん、儲かる分野には、何でも首を突っ込む、金融機関も抜かりなく、出資しています。  

 教育よりも、まずは、儲けることが最優先ですから、教育の質も低く、高いのは、学費ばかりであります。

 とくに、最近では、比較的低利の連邦政府系ローンより、完全に、営利事業として、運営されている、私企業の学生ローンに依存する学生が、増えています。 

 残高は、1995年の14億ドル(約1100億円)が、10年後の2005年には、163億ドル(1兆3000億円)へと、大幅に増え、さらに2011年には、5600億ドル(45兆円)にもなっています。

 米教育省による試算では、近く1兆ドル(80兆円・何じゃそりゃ!)に達する、と予測しています。

 アメリカの金融業界で、クレジットカード・ビジネスの次に、おいしい商売が、この学生ローンで、まさにドル箱、取り放題であります。 

 20~24歳の失業率は、今や20%近い高水準で、これは、アメリカ全体の9%を、大きく上回っていますが、卒業しても就職できないために、返済のメドが立たず、債務ばかりが、膨れ上がっています。

 おかげで、学生ローンの延滞率は、11%にも達し、クレジットカード(12%)に迫る勢いであります。

 新手のサブプライム・ローン(推定2兆5000億ドル)になっている、始末であります。 

 こうまでして入学したところで、4年で、学位が取得できるケースは、少なく、たいていの学生は、ドロップアウトしてしまいます。

 それに、2流、3流の学位乱発大学の学士号など、何の価値もありません。 

 そんなことは、分かっているはずですが、大卒資格にすがらなければ、生きていけない社会、なのであります。

 本当に、良い待遇が、欲しいなら、やっぱり、1流の大学院を、優秀な成績で、終了しなければ、難しいのであります。 

 しかし、そんな優秀な学生は、やはり、『1%』の特権階級の子弟に、限られているのです。

 教育を受けられる、勝ち組は、資金力にモノを言わせて、子女に、教育を受けさせ、自分たちが、満喫している、特権階級のうまみを、相続させよう、とするわけであります。 

 勝ち組に入れない人は、学生ローンに汲々とすることさえ放棄して、「マック・ジョブ。」にありつければ、それでよし、という人生を送らざるを得ない。

 悲しいですが、これが、アメリカの『現実』であります。

ジャンル:
ウェブログ
コメント   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
«  東京は世界の覇権都市:チ... | トップ |  水野さんの知8。資本主義と... »
最近の画像もっと見る

コメントを投稿


コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。

あわせて読む

トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL
  • 30日以上前の記事に対するトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • 送信元の記事内容が半角英数のみのトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • このブログへのリンクがない記事からのトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • ※ブログ管理者のみ、編集画面で設定の変更が可能です。