老輩は長年アレルギー皮膚炎に悩まされていました。何ら痛痒を感ぜずに日々が送れないかと常々思っておりました。しかし亡父もその傾向にありましたし、大宰府は名にし負う歴史的遺産の恩沢を多く蒙るところですからと思い、辛抱をかさねていました。ところが、テレビで薬効絶妙の薬のコマーシャルがあるぞと聞ました。それでは敢えて辛抱することはあるまいと、幸い帯状疱疹でお世話になった近くの皮膚科の先生を訪れました。
小雨模様のお天気ではあるし、と高を括ったのですが、待合にはかなりの患者さんがいました。案外皮膚病患者は多いのですね。その待合棚に表題の本がありました。世間には信じられない現実という事柄は極めて多いものです。イラスト入りでなかなか面白そうです。
当市の図書館には同じ図書が、少年向け分別 の場所に置かれていました。児童書は活字も大きく、なまじ大人向けよりは内容平易で、しかも老輩には読書後充実感があります。
宇宙や地球、生命、先端技術の驚きの現実を、ユニークな発想や大胆なイラストでビジュアル化する新感覚図鑑です。と図書館の方も推してられます。まさしく老輩の存念に一致します。早速拝借しました。