より良い保育ってなんだ? ナンだ!
発達保障ってなんだ? ナンだ!
子どもを最優先にっていうのはなんだ? ナンだ!
合研の「とくべつしんぽじうむ」で非正規労働者の実態と保育の未来というマッドマックスのような分科会に出てきた。
もうパンドラの箱なんてとっくにあいちゃってさ、非正規労働者なしには保育現場は「回せない」状態になってる。
そんな状態ならもう保育園なんて名称はやめて「子ども型荷物預り所」って看板を堂々とぶら下げて、揉み手してお客様のゆーとーりのことをやってりゃいいよ。
そこで「はたらく」のは昔でいうところのお女郎さんみたいなもので、若いねーちゃんでいい。年増はダメ。
で、擦り切れるまで働かせたらポイだ。
もちろんやり手ばばぁは必要だ。でも、一人いれば十分。
若い娘っこは東北でもどこでも買ってくればいい・・・・。
非正規保育労働者がこんなに増えちゃう背景は、政治が悪いだの社会がどーだの仕組みがやいのいうが
けっきょく恩恵にあずかって「こしあわせ」(ちっぽけな幸せ、またの名をしわ寄せともいう)を得てきた層が確実に多いってことではないかと思ってる。
誰かの「犠牲」に成り立つ社会は一見豊かに見えて実はもろい。
福祉全体の予算が少ないから、現場に人手は欲しいから、正規職員では金がかかるから
だれかが安上がりで工夫すればするほど
真似する輩は増え
結果質は下がる
ポストの数ほど保育所をと運動した時に、保母という「職業」は看護婦のような運動はできなかった。
子どもを優先にという「魔法の言葉」「呪文」によって
自分たちの未来を縛ったんだと思う。
いきていかなきゃならないからね。
自分のこは自分で育てりゃいいと退職して。
その子たちが子育てに迷い、保育所難民となる無情。
やがて潜在保育士などというチャーミーグリーンかジョイみたいな保育士がカムバックするも、こういう人はバンドエイドのようなもの。
で、繰り返される保育の場での悲惨な実態。
さらば、かなしみのほいく・・・。と行きたいとこですが
晩夏の白昼夢。
金曜日の夜はいざ国会前で。
あの空間だけがこの夏の収穫?のような気がする。
子どもを育てるってもっとシンプルだと思うのよね。